KM99は、FIM世界耐久選手権の日本ラウンド鈴鹿8耐へのデビュー戦で、見事な活躍を見せたが、スタートから6時間経過後に不運に見舞われ、トップ10入りを逃した。
"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第44回大会の5時間40分の走行後、ルーカス・マヒアス選手が、ダンロップタイヤを装着するベルギーチームのヤマハマシンのハンドルを握り、スティントの最終ラップに入ったところで、燃料切れに見舞われた。
マヒアス選手がマシンをピットまで押して戻るのに20分以上の時間を要したため、KM99は、最終的に総合27位、フォーミュラEWCでは21位となった。
レース後のチームのコメントにはこうあった。 「レース5時間経過後、当初の目標であった15位まで順位を上げることがでた。しかし、ルーカス・マヒアスのスティントの最終ラップで、燃料切れを起こしたため、ライダーは、マシンを歩いて戻さなければならなくなった。残念なことに、ピットまであと数センチのところだった。この後退がなければ、トップ10フィニッシュを狙えたはずなのに。」
「今回も、失敗から多くのことを学んだ。 確かに、災難には犠牲が伴うが、いつものようにそこから教訓を得て、チームは改善していく。」KM99チーム全体は、この素晴らしいレースを完走できたことを誇りに思うと同時に、過酷な状況下での絶え間ない努力が実を結んだライダーとメカニックに感謝の意を表した。
バスティアン・マッケルズ選手とフロリアン・マリノ選手は、マヒアス選手のパートナーとして、KM99の鈴鹿ラインアップに加わった。
情報提供元 [ FIM EWC ]
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