Team Kawasaki Webike Trickstarは、FIM世界耐久選手権で活躍するグレゴリー・ルブラン選手を獲得した。鶴田 竜二監督によると、彼は日本のチームにとって「大きな戦力」となると語っている。
EWCで幾度も優勝しているフランス人ライダーのルブラン選手は、TATI Team Beringer Racingから移籍したクリストフ・ポンソンの後任として、今シーズンのレースに出場する。
2023年に組織変更したフランスを拠点とするTeam Kawasaki Webike Trickstarでの彼の最初のレースは、来月開催されるスパ24時間EWCレースで、ルブラン選手は、昨シーズン、同レースで同じカワサキチームのTATIから参戦し、表彰台を獲得している。
「この度、我々のチームにグレゴリー・ルブラン選手が新たに加わることとなった。」と鶴田監督は話し始めた。グレゴリー・ルブラン選手は、過去に我々のチームから鈴鹿8耐にも参戦したことがあるライダーで、EWCでの経験値も高くて、素晴らしいポテンシャルを持っているライダーだと思っている。彼は、第2戦のスパ24時間EWCレースから我々と一緒に戦うこととなった。彼の高いポテンシャルと耐久レースのノウハウは、きっと我々にとって大きな戦力となり、我々が目標とするEWCタイトル獲得に向けて、大きな力となってくれることを期待している。」
ルブラン選手(37歳)は、ランディ・ド・プニエ選手と渡辺 一樹選手のチームメイトとして、カワサキ ZX-10RR #11のシートに座る。ルブラン選手は、こう語っている。「長い歴史と過去に多くの勝利を収めてきたこの(#11の)マシンに再び乗ることができて、本当にうれしいよ。この機会を与えてくれたKWTチーム全員、そしてカワサキジャパン、ヨーロッパ、フランスに心から感謝したい。また、一緒にレースを過ごしたTatiチームにも感謝したい。残りのチャンピオンシップで彼らが良いシーズンを送れることを祈っている。僕は、#11で物語を続けていくよ。何事も諦めずに頑張れば、必ず報われるからね。」
TATI Team Beringer Racingは、2023年の新戦力であるバティスト・ギテ選手とヒューゴ・クレア選手のパートナーとなるルブラン選手の後任選手をまだ発表していない。
ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでは、6月16日から18日まで、第2戦のスパ24時間EWCレースが開催される。チケット情報はこちらから。 https://www.24hspamotos.com/en/ticketing/
写真:Facebook.com/GregoryLeblancOfficiel
情報提供元 [ FIM EWC ]