イルヤ・ミハルチク選手は、冬の間にBMW Motorrad World Endurance Teamが行った「大きな一歩」が、先月の24 Heures Motosで表彰台を獲得した鍵であることを強調した。
ミハルチク選手は、夜間のクラッシュで大切な時間をロスしてしまったが、チームメイトのジェレミー・ガルノニ選手、マーカス・ライターバーガー選手とともに、FIM世界耐久選手権2023年シーズン第1戦を3位で終えた。
ルマン24時間レース後、ミハルチク選手は次のように語った。「確かにレースに勝つという事は、特別なもので、表彰台とは比べ物にならないけど、24時間レースでは、表彰台は全チームにとって勝ちに等しいものなんだ。特に昨年のレースでは、僕たちは不運だったからね。この冬、BMWファクトリーチームは、本当に大きな一歩を踏み出してくれて、昨年起こった問題を解決してくれたんだ。」
24時間で行われたこのレースでのミハルチク選手のパフォーマンスは、レースベストラップタイムを記録したことで特に注目された。このウクライナ人ライダーが記録した1分35秒751は、2022年にYoshimura SERT Motulのスズキマシンを駆るグレッグ・ブラック選手が記録した1分36秒195を更新した。
「バイクは、信じられないほど素晴らしかったよ。」「夜、オーバーテイクする時に小さなミスを犯してしまって、3、4周ロスしてしまったけど、チームがマシンを修復するために本当によく頑張ってくれた。24時間ずっと良い感じだったから、自分もチームも最高に嬉しく思っているんだ。」
次戦のEWC2023年シーズン第2戦、スパ24時間EWCレースは、BMW Motorrad World Endurance Teamのホームグラウンドとなるベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催される。
情報提供元 [ FIM EWC ]
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