KM99は、待望のFIM世界耐久選手権デビューとなったルマン24時間レースで、素晴らしいポテンシャルを発揮したが、最終的に完走する事は、叶わなかった。

ヤマハマシンを駆るこのベルギーチームは、ルマン24時間レースを7番手の位置からスタート。そして、4位まで順位を上げたものの、バスティアン・マッケルズ選手、ルーカス・マヒアス選手、フロリアン・マリノ選手の3人のライダー全員がアクシデントに見舞われ、ブガッティ・サーキットを521周したところでリタイアとなった。

「このレースでは、世界耐久選手権に住む魔物に捕まってしまった。」と、チームはコメントした。「この16ヶ月間、チーム全員がたくさんの努力を積み重ねてきたが、スタート時点でもまだたくさんの未知な部分があった。さらに、今回のルマン24時間レースは、予測不可能な天候に見舞われ、そのマネージメントは、とても困難だった。」

「この激しかった初戦では、我々はリタイアに終わったが、我々の速さと、残りのシーズンを最前線で戦うという姿勢はすでに示す事ができたと思っている。」

「KM99の体制はまだ若い。やるべきことはまだたくさんある。チーム全体が高いモチベーションを維持し、この潜在能力とねばり強さを今後も見せていくつもりだ。我々は今、確かな基礎を作りあげ、スタートを切ったと確信している。」

情報提供元 [ FIM EWC ]

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