FIM世界耐久選手権2023年シーズンは、ブガッティ・サーキットで開催するルマン24時間レース第46回大会にて開幕するが、レース直前にライダーラインナップの変更を行ったチームと選手を紹介する。

バーグマン選手に白羽の矢が立つ

今シーズンからEWCに復帰したクリストファー・バーグマン選手が、イサック・ビニャーレス選手、マチュー・ギネス選手をパートナーに、Wójcik Racing TeamのフォーミュラEWCクラス挑戦に参加することになった。南アフリカ出身のシェリダン・モライス選手が先月行われたデイトナでのクラッシュで負った足の怪我から回復を続ける中、スウェーデン人ライダーのバーグマン選手は、このポーランドチームのブルーライダーとしてモライス選手の代役を務める。

ウェッブ選手に代わってリンフット選手が登場

Wójcik Racing Teamは、スーパーストックのメンバーも変更した。大会前に負傷したダニー・ウェッブ選手に代わり、同じイギリス人ライダーのダン・リンフット選手が選ばれた。リンフット選手は、昨年9月のボルドールで総合2位となったWójcikのメンバーの一員でもある。
ポーランドのスーパーバイクチャンピオンでEWCの常連ライダーでもあるマレク・シュコペック選手は、Wójcikのリザーブとして名を連ねている。

ハートッグ選手に代わってプランカサーニュ選手を起用

オランダ人ライダーのロブ・ハートッグ選手が火曜日のテストで負傷したため、アレックス・プランカサーニュ選手がEWCルーキーのルカ・グリュンヴァルト選手とマキシム・ペッリツォッティ選手とともにPit Lane Endurance - JP3の挑戦に参加する。

ハーイェ選手がMotobox Kremer Racingのチョイ選手の代役を務める

ブルガリア人ライダーのマーティン・チョイ選手は、Aviobikeのスーパーストッククラスの4人目のライダーとしてエントリーしていたが、ジェフロイ・デハーイェ選手が、予選で転倒してラップタイムを更新できなかったため、フォーミュラEWCクラスチームにステップアップした。

デ・ヴリーシャウエル選手は、Energie Enduranceから出場

インドネシアのディマス・エッキー・プラタマ選手は、ルマン24時間レースデビューを果たせず、代わりにベルギーの若手ライダー、ルカ・デ・ヴリーシャウエル選手がEnergie EnduranceからEWCに初出場する。

Team 202、ギリギリでのライダー変更

ソフィアン・ルイエ選手とジル・ミヌテロ選手は、監督兼、リードライダーのフローラン・パレ選手率いるTeam 202のエントリーメンバーに遅れながら加入した。

Holland Motorstore Racingのボスと入れ替わったズーヴィエ選手

EWCに新規参入するHolland Motorstore Racingは、チームオーナーのジェイヴィ・アイケレブーム選手に代わり、第4ライダーのマルセル・ズーヴィエ選手がスターティングメンバーに名を連ねることになった。

PlayersとUniserv Moto82 Teamのライダー変更

Playersのヘマー・ロテール選手はアルノー・ド・キンペ選手の後任として、ウェイン・ブルジェ選手は、マルティン・ヴァシュリン選手の後任として、EWC初参戦のUniserv Moto82 Teamからルマンに参戦する。

最終スターティンググリッドは、こちらから。

情報提供元 [ FIM EWC ]

関連キーワード
おすすめの記事