グレゴリー・ルブラン選手は、2023年シーズンの新しいチームメイトとなったヒューゴ・クレア選手とバティスト・ギテ選手が、FIM世界耐久選手権で活躍するために必要なものをすでに持っていると確信している。

クレア選手とギテ選手は、Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreでフィリップ・スタインマイヤー選手と共に、FIM耐久ワールドカップ2022年シーズンを制した後、スーパーストッククラスからフォーミュラEWCクラスにステップアップを果たした。

TATI Team Beringer Racingのピレリタイヤを装着するカワサキ ZX-10Rでのレースの経験がないにもかかわらず、ルブラン選手は、この若いフランス人選手達が活躍できると「確信」しているようだ。

「確かにリズムは違うし、(スーパーストックのバイクとは)別物だから、バイクについて、もっと学ぶ必要があるね。」と、37歳のルブラン選手は語った。「パワーもあるし、セッティングも違うし、シャシーも違う。でも、正直なところ、今まですべて順調だし、レースには自信があるよ。」

ルブラン選手は、ルマン24時間レースで5回優勝しており、昨年6月のスパ24時間EWCレースで2位、9月のボルドール24時間レースでも主役級の活躍をしたTATIチームの一員だ。

「ファクトリーバイクと競い合うのは確かに大変だけど、2位を獲得したスパやエンジンを壊さなければ世界チャンピオンになれた可能性があったボルドールを見ればわかるように、技術的な問題がなく、クラッシュしなければ、表彰台に上がれるチャンスはいくらでもあると確信しているよ。」とルブラン選手は話した。

ルマン24時間レースに向て、クレア選手とギテ選手にどんなアドバイスをしているかと聞かれたルブラン選手は、こう答えた。「僕は、自分の経験を彼らに教えようとしたけど、木曜日と金曜日に雨が降ったとしても、彼らは緊張しないようだね。僕達は、雨用に良いセッティングをして、レースではドライのセッティングをするつもりだよ。通常本戦は、ドライになるからね。」

Original Source [ FIM EWC ]

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