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FIM世界耐久選手権は、来月のルマン24時間レースで2023年シーズンの開幕を迎えるにあたり、さらなる盛り上がりを見せている。

EWCの主催者であるDiscovery Sports Eventsは、昨シーズンから22%増となる38のフル参戦チームの決定を受け、ジル・スタフラー氏をスポーツ&テクニカル・コーディネーターとしてその専門的なオーガナイジングチームに迎え入れることを発表した。

スタフラー氏(61歳)は、FIM世界耐久選手権2018-19年シーズンにおいて、Team SRC Kawasaki Franceをチームチャンピオンに導くなどの豊富な経験を、新設されたこのポジションにもたらしてくれるだろう。

ライダーであったスタフラー氏は、日本の株式会社リバークレイン(Webike)と株式会社モトハウスとのパートナーシップを通じ、鶴田竜二氏に自身の会社を売却したことにより、長年にわたるチームマネジメントの職務に終止符を打った。

スタフラー氏は、昨年9月のボルドール24時間レース第100回記念大会で3位入賞で2022年のEWCシーズンを終えたSRCの活躍の影の立役者である妻イザベル氏のサポートを受け、再び新天地での活躍を試みている。

ジル・スタフラー氏をEWCスポーティング&テクニカル・コーディネーターの役職に迎え入れたDiscovery Sports EventsのEWCシリーズ責任者であるジャン・バティスト・レイ氏は、次のように述べた。「ジル氏のような経験と知識を豊富に持つ人物と契約できたことは、EWCにとって非常に重要なステップであると考えている。ジル氏の耐久レースとルールに対する理解力は、他の追随を許さず、選手権のスポーツ性と組織的なレベルをさらに向上させることができるだろう。ジル氏には、EWCのすべてのイベントに参加し、FIMの仲間達はもちろんのこと、特にEWCイベントマネージャー兼チームコーディネーターであるルノー・ジャンフィス氏と密接に仕事をしてもらうことになるだろう。ジル氏の優先事項のひとつは、新しいチームをこの選手権に参加させることであり、これを遂行するのにこれ以上の適任者はいないと思っている。」

ジル・スタフラー氏は次のように述べている。「Discovery Sports Eventsとのコラボレーションは、私にとって、新たな挑戦となるが、とてもうれしく思っている。私は、世界耐久選手権の4つのレースのスポーツ&テクニカル・コーディネーターとなるが、レースのない冬の間も、チームとのつながりを保つことは非常に重要な仕事である。チームが遭遇するであろう課題についてはもちろんのこと、ルールに対する技術的なアプローチについても耳を傾けるつもりだ。また、新しいチームのEWCへの参加を可能な限り増やしたいと思っている。3月28日〜29日に開催されるルマン24時間レースの事前テストで、私の新しい役割がスタートする。楽しみにしているよ。」

Original Source [ FIM EWC ]

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