FIM世界耐久選手権の優勝者であるマーカス・ライターバーガー選手は、今週末、タイで開催されるFIMアジアロードレース選手権でその栄光を手にするため、準備を進めている。
マーカス・ライターバーガー選手(29歳)は、BMW Motorrad World Endurance Teamから参戦するEWCシリーズと並行して、BMW Motorrad World Endurance TeamからARRC6大会に参戦する予定である。
今日(3月24日)から日曜日までタイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで開催されるレースは、ライターバーガー選手が参戦する中国、インドネシア、日本、マレーシア等で開催されるARRCの初戦となる。
「FIMアジアロードレース選手権で再び走るチャンスを得ることができたこと、それに、FIM世界耐久選手権でBMW Motorrad World Endurance Teamの一員でいられることをとても嬉しく思っているよ。」と、2022年のドイツIDMチャンピオンは語った。「3年前、僕はARRCに参戦していて、セパンでの開幕戦で優勝しているんだ。残念ながら、コロナによって、シーズンは早々に終了してしまったけどね。アジアでの新しい挑戦と、素晴らしいサーキットを楽しみにしているよ。」
「今週末にブリーラムにあるMotoGPサーキットで開幕するARRC2023に向けて、準備は万端だよ。2016年のスーパーバイク世界選手権で、ここでトップ5を走ったという良い思い出があるから、僕はこのサーキットが好きなんだ。」
「2日間のテストで、2つのベストタイムを出したんだけど、ライバルとのアドバンテージは小さかった。今週末のレースでは、もっと頑張らないといけないけど、自信はあるよ。目標は、レースに勝ってタイトルを獲得することってはっきりしているからね。」
EWCでの目標について、ライターバーガー選手はこう語った。「EWCでは、BMWと一緒にタイトル獲得を目指していきたい。マシンは、2023年シーズンに向けて、また改良中なんだ。今シーズン、いい結果を得られと思っているし、会場でファンの皆に会えることを楽しみにしているよ。」
Maco Racing TeamからEWCに参戦するアンソニー・ウェスト選手は、ARRCでは、ライターバーガー選手のライバルとなる。アンソニー・ウェスト選手は、Victor Racing MLT Yamahaのライダーとして参戦する。
Original Source [ FIM EWC ]