
Fim-Ewc-Bol-Dor-2022-BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM, Reiterberger Markus, Mykhalchyk Illya, Guarnoni Jérémy, Foray Kenny, BMW M 1000 RR, Formula EWC
BMW Motorrad World Endurance Teamは、FIM世界耐久選手権で初のポールポジションを獲得し、ボルドール24時間レース第100回記念大会に最高のポジションから臨むことになった。
スターティンググリッドは、木曜日(9月15日)の予選1回目と金曜日(16日)の予選2回目における各チームの最速ライダー2名の平均タイムによって決まるが、ダンロップを装着したBMW M1000RRのシートに座るマーカス・ライターバーガー選手とイルヤ・ミハルチク選手が南フランスのポール・リカール・サーキットで行われた各予選のセッションでトップラップタイムを記録したことが決め手となった。
ドイツ人ライダーのライターバーガー選手は、予選1回目のベストタイム1分52秒267を記録し、2021年にザビエル・シメオン選手が記録した1分52秒374を上回るEWC予選ラップ新記録を達成した。そして、前日より少し涼しくなったコンディションで行われた予選2回目では、さらに1分51秒693の速さを見せ、さらにタイムをアップさせた。
一方、ウクライナ人ライダーのイルヤ・ミハルチク選手は、衝撃的な1分51秒641というベンチマークを記録し、ポール・リカール・サーキットでのEWC最速ライダーとなった。BMW Motorrad World Enduranceのデータでは、その時のイルヤ選手の最高速度は、名物のミストラル・ストレートで342km/hに達していたことが確認されている。
「まず最初に、このポールポジションが本当に嬉しい。このポジションを獲得するために長い道のりだったけど、ようやくチームみんなとライダーみんなの努力の結晶を見ることができたよ。」とミハルチク選手は語り始めた。「混雑によるトラブルがたくさんあったけど、僕はみんながいなくなるのを待つというごく普通の戦略で、ほとんど誰もいないコースに出ることができたんだ。序盤はスリップストリームをうまく使うことができたんだけど、その後半はスリップストリームを使わず、ただひたすら走り続けることにしたんだ。たぶんストレートでコンマ数秒遅れたと思うんだけど、その後の第3セクターと最終セクターではタイムを稼ぐことができたよ。何周か本当に良いラップができたから、トップタイムでフィニッシュすることができたんだ。」
Original Source [ FIM EWC ]