ケビン・マンフレディ選手は、FIM世界耐久選手権のフォーミュラEWCクラスへの「できるだけ早い」昇格を視野に入れつつ、FIM耐久ワールドカップ2023年シーズンのタイトル獲得に向けた準備を進めている。
ケビン・マンフレディ選手(28歳)は、チームメイトのカミル・クレミエン選手、マレク・シュコペック選手、ダニー・ウェッブ選手とともに、ヤマハマシンを使用するWójcik Racing Teamからスーパーストッククラスに参戦し、そのタイトル獲得を目指す。
2022年に、ヤマハマシン#777でスーパーストッククラスのポールポジションを2回獲得したマンフレディ選手は、その好調だった予選成績を2023年のEWCレースでも続けたいと考えているようだ。
「2022年シーズンでの結果から言うと、僕たちは多くの結果を残したけれど、不運もあって、満足できる結果だったとは言えないんだ。だけど、1年を通して、とても速かったし、唯一無二のチームを作ることができたとは思っているよ。」とマンフレディ選手は語る。「最終戦のボルドールは、おそらくFIM EWCワールドカップ史上、最高のレースだったと思うよ(ただし、終盤のマシントラブルで表彰台を逃した)。」
「次のシーズンでは、できるだけ早く勝って、EWCクラスに進みたいと思っているよ。チーム全員の情熱、決意、取り組みにはとても感心させられんだ。前回のレース以降、チーム監督とは密に連絡を取り合って、2023年シーズンに向けてのプロジェクトを一緒に進めているんだ。」
Wójcik Racing Team代表であるグジェゴジュ・ヴイチック氏は、次のように述べている。「ケビンは、我々のチームにとって本当に特別な存在なんだよ。速いだけでなくて、777チームのスワヴォミル・クブズディル監督とほぼ毎日連絡を取り合いながら、コース上でも舞台裏でも、あらゆることに熱心に取り組んでくれているんだ。ケビンは、チームメイトと共に、スーパーストッククラスで勝利するためのマシンをセットアップできると確信しているよ。」
さらに、イタリア人ライダーのマンフレディ選手は、FIMエネル・MOTOE世界選手権にも参戦する予定だ。
写真:Facebook.com/wojcikracingteam
Original Source [ FIM EWC ]