JMA Motos Action Bikeは、4月に開催されるFIM世界耐久選手権2023年シーズンの開幕戦となるルマン24時間レースに向け、新たに国際色豊かなライダーラインアップを揃え、戦いに挑む。
スズキマシンを使用するこのフランスチームは、既存のライダーであるベルギー人ライダー、ケーム・ゲーネン選手(写真)のパートナーに、イタリア人ライダーのマッテオ・ジャコマッゾ選手、日本人ライダーの石塚健選手、フランス人ライダーのクリストファー・シオン選手を起用した。
ジャン・マルク・アダム監督率いるJMA Motos Action Bikeは、スーパーストッククラスの栄冠を狙う。アダム監督は、過酷だったEWC2022年シーズンでの経験を経て、今年のチームの大きな飛躍に期待をしている。
「我々は、国際的なクルーと速いライダーを探していたんだ。」とアダム監督は語る。「ケームは、すでに昨シーズン、我々の挑戦に参加してたけど、今回のようなアプローチは初めだったんだ。他の文化に触れれば、他のアプローチの方法も発見できると思っているよ。自信はあるよ。」
その自信とは裏腹に、アダム監督は、EWCシーズンは過酷なものになると気を引き締めている。「今日では、レースのペースがとても速いからね。すぐに順位を上げるのは難しいと思うんだ。だけど、気持ちでは負けないよ。マシンの信頼性とライダーの才能があれば、2020年のルマン24時間レースのようにトップ5に入ることだって出来ると確信しているんだ。」
「我々の仕事のほとんどは、マシンの準備だからね。毎日マシンを整備しているよ。3月上旬にはローリングセッションにも参加する予定なんだ。この間に自信をつけて、冷静にルマン24時間レースに臨みたいと思っているよ。」
情報提供元 [ FIM EWC ]
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