FIM世界耐久選手権2023年シーズン、経験を積んだカミル・クレミエン選手は、さらに素晴らしいライダーになった姿を披露してくれるだろう。

2018-19年シーズン、Wójcik Racing TeamからEWCに参戦した才能あふれるポーランド人ライダーのカミル・クレミエン選手(23歳)は、オッシャースレーベン8時間レースでスーパーストッククラスの表彰台を獲得している。

2022年にドイツIDMシリーズで素晴らしい活躍を見せた彼は、ヤマハマシンを駆るグジェゴジュ・ヴイチック選手のチームに合流し、EWCに復帰を果たす予定だ。

「前から長距離レースに戻りたいと思っていたんだ。EWCが恋しかったよ。」とカミル・クレミエン選手は語る。「(2022年には)多くことを学んで、ライダーとして成長することができた。だから次のシーズンでは、以前よりもさらに良い結果を目指して戦うことができると確信しているよ。」

「FIM EWCとIDMの両方で表彰台を狙えるチームと契約したかったから、Wójcik Racing Teamに戻れてとてもうれしいよ。僕がEWCで唯一、表彰台を獲得したのもこのチームだったし、これからはさらに上をめざして一緒に戦っていきたいと思う。」

グジェゴジュ・ヴイチック氏はこう語る。「我々はカミルの復帰を喜んでいるんだ。だって、彼はポーランドでもヨーロッパで最も速いライバルの一人だったし、我々のチームでもEWCの表彰台に立って、ポーランド選手権にも参戦していたからね。我々は、お互いをよく知っているし、理解しているから、今シーズンもいい結果を得られると信じているんだ。表彰台を狙うだけではなく、優勝や選手権タイトルを争うためのすべてが揃ったと思っているよ。」

写真:Facebook.com/wojcikracingteam

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