ヤマハマシンを駆るKM99は、FIM世界耐久選手権2023年シーズンに参戦するライダートリオに、ルーカス・マヒアス選手が加入することを発表した。

2016年シーズンのEWCチャンピオンであるルーカス・マヒアス選手は、バスティアン・マッケルズ選手、フロリアン・マリノ選手と共に、ガエタン・シャインズ氏をオーナーとし、マリオ・クッパー氏が率いるこのベルギーチームに合流することになる。

「KM99は新しいチームなんだけど、物足りなさを感じさせないんだ。」とルーカス・マヒアス選手(33歳)は語る。
「実際、僕は新しい環境で戦うことに慣れているし、このKM99での冒険は、僕にとってちょうどいいタイミングだったんだ。僕はすでに2016年の世界耐久チャンピオンを獲得しているからね。この世界に戻ろうと思っていたんだ。もちろん、耐久レースでは、マシンや情報、セッティング、感情とかを共有する必要があるし、自分一人が脚光を浴びることもないからね。レースへの接し方が違うんだよ。でも、自信はあるよ。フロリアンは、長年の間接的なライバルだったから、彼の事は知っているよ。バスティアンについてはこれからなんだけど、持っている目標は一緒だからね。上手くやっていけるはずさ。」

フランス人ライダーのルーカス・マヒアス選手は、EWCでの輝かしい成績だけではなく、FIMスーパースポーツ世界選手権でも、2017年のタイトル獲得、2018年と2020年の準優勝など、素晴らしい成績を上げている。

写真:ジョナサン・ゴダン

情報提供元 [ FIM EWC ]

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