Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreは、FIM耐久ワールドカップ2023年シーズンでのタイトル防衛に向け、参加する3人のライダーを発表した。

2022年シーズンに素晴らしい成績を収めたフランスのヤマハチーム、Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreは、攻めの要であったオーストリア人ライダー、フィリップ・スタインマイヤー選手(29歳)を引き続き採用する一方、ヒューゴ・クレア選手とバティスト・ギテ選手の契約を終了し、エンゾ・デ・ラ・ベガ選手とアクセル・モーリン選手を新たに起用した。

フランス人ライダーであるエンゾ・デ・ラ・ベガ選手(23歳)は、元FIMスーパースポーツ300世界選手権のライダーで、2022年では、EWCスーパーストックにTeam LH Racingの一員として参戦し、6月に開催されたスパ24時間EWCレースではクラス優勝を果たし、注目を集めた。

エンゾ・デ・ラ・ベガ選手の同胞であるアクセル・モーリン選手(34歳)は、2016-17年のFIM耐久ワールドカップで優勝したViltaïs teamの一員であり、その名はすでにEWCの歴史に刻まれている。彼はフランスのスーパーバイク選手権でも活躍し、EWC2014年シーズンではTeam 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreに所属していた。

Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreのヤニック・ビューロー監督は、次のように述べている。「我々は、FIM耐久ワールドカップのタイトルホルダーとしてスタートする2023年シーズンに向け、新たなラインナップを発表できることをとても嬉しく思っている。フィリップ・スタインマイヤーは、2022年シーズンで、素晴らしい成長を遂げてくれて、最終戦のボルドール24時間レースでは、最高のパフォーマンスを見せてくれた。彼が我々のチームの原動力となっていることは間違いないんだ。フィリップは、ライディングスキルだけでなく、メカニカル的な事でも、その才能を発揮してくれて、とても真面目で、チームのために努力することの重要性を理解してくれているんだ。」

「2023年のラインナップを強化するにあたって、特に重要視したのは、元Team 18のEWCライダーであるアクセル・モーリンだった。彼は持久力とスピードに優れた選手だからね。いつも、いつか彼が我々のチーム戻ってきてくれて、チームの柱となってくれると思っていたんだ。」

「エンゾは耐久レースに参加し始めたばかりで、まだまだルーキー。でも、23歳という若さにもかかわらず、すでにパドックではそのパフォーマンスとポテンシャルで注目を集めているんだ。彼はとても意欲的で、我々のチームで成長を続けたいと考えてくれているようだしね。まだまだ成長しないといけないけど、2023年にタイトルを防衛するために、我々は彼を信頼することにしたんだ。」

FIM世界耐久選手権2023年シーズンの開幕戦となるフランス・ルマン24時間レースは、4月13日〜16日に開催される。EWC2023年シーズンの全日程はこちら。.

情報提供元 [ FIM EWC ]

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