ヤマハマシン#77を駆るWójcik Racing Teamは、南アフリカ出身のライダー、シェリダン・モライス選手が引き続き、メンバーとしてFIM世界耐久選手権2023年シーズンに参加することを発表した。

シェリダン・モライス選手(37)は、2020年にWójcikチームに加入し、9月に開催されたEWC2022年シーズン最終戦のボルドール24時間レースで2位となった時の立役者である。

「2022年シーズンは大変だったけど、チームとしては良い結果を残すことができたから満足しているよ。」と、ヨハネスブルグ出身のシェリダン・モライス選手は語る。「ボルドールでは表彰台に立つことができたけど、それだけではなく、より強いチームとして、他のチームに警戒されるような存在になれたと思うよ。僕にとって、表彰台に上ったことと同じくらい重要だと思っていることがあるんだ。それはチーム参加当初から感じる家族のような雰囲気なんだよ。Wójcik Racing Teamでは、みんなが100%の情熱で動いていて、貪欲で意欲満々なんだ。2023年シーズンでは、表彰台の一番高いところに立ちたい。総合順位でも上位に食い込みたいね。」

チームオーナーのグジェゴジュ・ヴイチック氏はこう語ってくれた。「シェリダンは、世界選手権中で最も経験豊富な選手の一人だし、我々のチームを支えてくれる貴重な存在なんだ。彼は単に速いだけでなくて、素晴らしいチームプレーヤーでもあるんだ。これは長距離レースではとても重要な役割なんだよ。我々の関係は初めからうまくいっていたからね。2023年シーズンも契約を延長するということは我々にとって、ごく自然な事だったんだ。“シェズ”が我々と一緒に次の表彰台を目指して戦ってくれることをうれしく思っているよ。」

EWC2023年シーズンに参戦するWójcik Racing Teamのライダーラインアップは、近日中に発表される。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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