バスティアン・マッケルズ選手は、FIM世界耐久選手権2023年シーズンに向け、新星チームのKM99に参加した理由を、「ベルギーの最高の戦力」を利用できることを挙げている。

ベルギー人ライダーのバスティアン・マッケルズ選手(37)は、フランス人ライダーのフロリアン・マリノ選手とともに、KM99がEWCに長期参戦するために最初に契約した2人のライダーのうちの1人である。

TATI Team Beringer Racingのメンバーであるバスティアン・マッケルズ選手は、先月開催されたEWC2022年シーズン最終戦のボルドール24時間レースに参戦し、怪我からの復帰直後にもかかわらず、優勝を争った。その彼は次のように我々に語ってくれた。「マリオ・クッパー 氏とガエタン・シャインズ氏が、ベルギーの最高の人材を集めて、最高レベルで耐久レースに挑むことは本当に素晴らしいと思っているんだ。KM99のいろいろな特徴を冷静に考えたら、そのポテンシャルが本物以上であることに気づくよ。だから大いに歓迎するよ。」それに、こんなチャレンジは、僕にとって大きなモチベーションになるんだ。」

「チームの拠点が僕の家の近くにあるからね。このメリットを利用して、この冬は頻繁にバイクを見たり、音を聞いたりする機会をたくさん作れると思うんだ。

「耐久レースはとても複雑だからね。僕たちは、謙虚さとしっかりした方法をもって。本気で取り組まなければならないんだよ。だから、このような高い技術を持つベルギーチームと、トップレベルのタイヤメーカーとのパートナーシップ、そして高いモチベーションがあれば、5位以内はもちろん、表彰台だって狙えるはずなんだ。あと、チャンスを逃すことなく対応できれば、ランキングにだって、大波乱を巻き起こすことができると思っているんだ。だから、今、僕はとても喜びを感じているんだ。」

KM99は、ダンロップタイヤを装着したヤマハマシンで、フォーミュラEWCクラスに参戦するための準備を進めている。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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