昨年6月に開催されたスパ24時間EWCレース第1大会で、BMW Motorrad World Endurance Teamを劇的な勝利に導いたヴェルナー・デーメン監督は、2023年第2回大会開始まで200日以上あるにもかかわらず、すでにこの偉業を再び成し遂げるための作業が始まっていると明かした。
ジェレミー・ガルノニ選手(フランス)、イルヤ・ミハルチク選手(ウクライナ)、マーカス・ライターバーガー選手(ドイツ)のライダートリオは、ダンロップタイヤを装着したM1000RRに搭乗し、BMWのFIM世界耐久選手権における24時間レース初優勝という偉業を達成したのである。
2023年6月15日から18日にかけて開催されるスパ24時間EWCレースの記者会見で、元レーサーであるヴェルナー・デーメン監督(中央)は、ベルギーに拠点を置くBMWチームがスペインのヘレスで開発テストを終えたばかりだと説明した。
「昨年よりもさらに良いマシンを作るために、すでに準備はスタートしているんだ。」とヴェルナー・デーメン監督は我々に語り始めた。「(EWCのプロモーターであるDiscovery Sports Eventsの)宣伝効果もあって、チームも良くなっているし、速いライダーも集まってきているから、より強いチームになったよ。だから、チームとしては、エンジンやタイヤなど、いろいろ開発を進めているんだ。タイヤメーカーもすべて参加しているし、我々は今のEWCをほとんどスプリントレースだと思っているんだよ。でも、また来年も我々は優勝を狙えると思っているよ。」
情報提供元 [ FIM EWC ]
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