BMW Motorrrad World Endurance Teamのリザーブライダーであるケニー・フォレイ選手は、先月フランスのスーパーバイク選手権で2度目のタイトルを獲得し、2人目のチャンピオンが誕生した。
今月初めにFIM世界耐久選手権2022年シーズンのタイトル決定戦となったボルドール24時間レースが開催されたポール・リカール・サーキットでTecmas Racing TeamのBMW M1000RRに搭乗したケニー選手は、この大会で2勝を挙げ、2017年タイトルに引き続き、2022年シーズンのタイトルをも手中に収めた。
フランススーパーバイク選手権2022年シーズンで4回の優勝と12回の表彰台を獲得したケニー選手は、「この2度目のタイトル獲得は、格別にうれしいよ。だって本当に大変だったからね。」と述べた。「このシーズンは、大変だったよ。シーズン開幕当初は、完璧ではなかったけど、すべてが順調で良かったんだ。何回か表彰台を獲得することもできたしね。でも、第3戦で小さなトラブルと小さなミスがあって、ポイントをたくさん失ってしまったんだ。」
「6戦を終えた時点で、トップとの差は約50ポイントほどあったからね。本当に遠く感じたよ。タイトル獲得に尽力しようって最中、大量にポイントを失ってしまったからね。その集中力をキープすることは簡単ではなかったんだ。でもその後、優勝したり、2位を何度も獲得したり、さらに優勝したりして、勝ち進むことができたんだ。タイトル戦線に復帰できたし、完璧だったよ。」
「チーム全員とミシュラン、BMWに感謝するよ。だって、いつもすごいサポートをしてくれるからね。本当に感謝しているんだ。タイトルを獲得することは決して簡単なことではないし、こんな形でタイトルを獲得できたことは、本当に素晴らしいことで、完璧だったよ。みんなに感謝するよ。また来年、会おうね。」
BMW Motorrrad World Endurance Teamのメンバーで2022年に国内タイトルを獲得したのはケニー選手だけではない。チームのメインレースライダーのひとりであるマーカス・ライターバーガー選手は、圧倒的なシーズンを展開し、ドイツIDMの栄冠を手にした。
写真:Stéphane Valembois/SV Agency
情報提供元 [ FIM EWC ]