今月末に開催されるFIM世界耐久選手権2022年シーズン最終戦のボルドール24時間レース第100回記念大会について、歴史が繰り返されることについて、ジェレミー・ガルノニ選手は、期待と不安を抱えているようだ。
フランス人ライダーのジェレミー選手は、2013年にヌヴェール・マニクール・サーキットで開催されたこの有名な2ボルドール24時間レースで優勝を果たしたが、2015年以降、彼の心の故郷ともいえるポール・リカール・サーキットに戻ってからは、まだ完走記録を残していない。
しかし、9月15日から18日にかけて行われるボルドール24時間レースでは、彼が駆るBMW #37が運命を変えるきっかけになることを期待しているようだ。
「ポール・リカール・サーキットはシーズン中でも特に好きなコースなんだ。本当に高速だからね。」とBMW Motorrad World Endurance Teamのジェレミー選手(29)は我々にこう語ってくれた。マニクールで開催されたボルドールでは優勝しているけど、ポール・リカールでは完走すらしていないんだ。だから今年はいい年にしたいと思っているだよ。あまり知られていないんだけど、100年前のボルドールで優勝したのは#37マシンだったんだよ。100年後のレースで優勝がもしも僕たちだったらと思うとワクワクしない?」
2019年にEWCのタイトルを獲得したTeam SRC Kawasaki Franceチームの一員であったジェレミー選手は、EWC24時間レースで優勝するためのコツを熟知している。ジェレミー選手は、ボルドール優勝ライダーであると同時に、2019年ルマン24時間レースの覇者でもあるのだ。また、今年の6月に行われたスパ24時間EWCレースでも、マーカス・ライターバーガー選手とイルヤ・ミハルチク選手と共にBMWマシンを駆り、優勝を果たしている。
情報提供元 [ FIM EWC ]
関連キーワード
EWCとは, ニュース, ボルドール24時間耐久ロードレース, レース情報, レース日程の関連記事