FIM世界耐久選手権2022年シーズン第3戦、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレースのフリー走行2回目では、3回の赤旗による中断が行われたが、レオン・ハスラム選手がこのセッションでトップタイムをマークした。
Kawasaki Racing Team Suzuka 8HのZX-10R #10を操縦するレオン選手は、セッション序盤に2分06秒726を記録したが、6分後にK's Racing Works Superstock #38の山内芳則選手がT1でのトラブルで最初の赤旗が提示されることになった。ライダーには問題がないと判断されたものの、バリアの確認が必要となり、最初の赤旗が振られた。
セッションは残り20分となり、マシンはコースに戻ったが、すぐに地元の優勝候補Team HRCのCBR1000RR-RSP #33とCLUBNEXT & HondaDream TAKASAKI #89の2台がコースイン。33はそのまま89を振り切り、89はプライドを傷つけられた。
ジョナサン・レイ選手が乗り込んだ#10は、再び激しく攻め立て、2つのセクターで速いタイムを出したが、使用していたブリヂストンのソフトタイヤのグリップ力が限界に達し、T12でミスを犯してしまった。ライダーとマシンに問題はなかったが、バリアプロテクションのチェックが必要となり、再び赤旗中断となった。
残り9分となったところで再開されたが、FCC TSRのCBR1000RR-R Fireblade #5を操縦していたジノ・レイ選手がT16でコースオフしたため、すぐに赤旗が提示された。ジノ選手はコース上で治療を受けた後、ヘリコプターで病院に搬送され、セッションは終了となった。
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情報提供元 [ FIM EWC ]
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