FIM世界耐久選手権2022年シーズン第3戦、”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会、YART – Yamaha Official Team EWCのマービン・フリッツ選手が、ウエットながら徐々に乾きつつある鈴鹿サーキットで行われたナイトフリー走行でトップタイムをマークした。
ウエットタイヤを装着したヤマハマシン#7を駆るドイツ人ライダー、マービン選手は、1時間のセッションの最後の10分間に最速タイムを出し、地元のヒーローでYoshimura SERT Motul スズキ GSX-R1000Rに搭乗するの渡辺一樹選手のタイムを上回った。
マービン選手の2分23秒908は、同じくウェットタイヤを履いた渡辺選手を0.5秒近くも引き離すタイムだった。
3番手にはKawasaki Racing Team Suzuka 8HのZX-10R #10のハンドルを握るジョナサン・レイ選手が2分24秒520を記録し、ダンロップタイヤを使用したEWCレギュラーチームのWebike SRC Kawasaki FranceのZX-10RR #11がこれに続いた。
現地時間18:30に予定されていたこのセッションは、ピットレーンが大雨で濡れていたため、15分の遅れでセッションが行われたが、コンディションを考えれば、むしろ順調に進んだと言えるだろう。
ドライコンディションのトップパフォーマーであったTeam HRCのCBR1000RR-RSP #33が13番手で、ベストタイムから8秒近く離れていることから、ウェット路面でのナイトランではリスク伴い、そのリスクを冒してまで攻めることではない、ということなのだろう。
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FIM世界耐久選手権2022年シーズン第3戦、”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会の次のスケジュールは、明日14:15(日本時間)にフリー走行2回目が行われる。
情報提供元 [ FIM EWC ]
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