YART - Yamaha Official Team EWCは、FIM世界耐久選手権2022年シーズン第3戦、"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会に向け、高温多湿のサーキットで2分06秒台を記録した唯一のチームとして、テスト2日目を終了した。

また、YARTはこの日、5回のセッションのうち最初のセッションで、カレル・ハニカ選手が2分06秒684を記録し、2分07秒台を切る唯一のチームとなった。このラップは、Team HRCがこのセッションで記録した2分07秒539に0.86秒の差をつけている。

第2セッションでは、Team HRCがYARTの第2セッションのベストラップを1秒以上上回る2m07.049秒を記録し、YARTの第1セッションのタイムにさらに一歩近づいた。

この日は一日中、暑くてべたつくようなコンディションが続き、午前中は青空が広がっていたが、午後は湿気で霞掛かった状態となり、空気中の湿気だけでなく、午後の終わりにはコース上でも水気が目立つようになっていった。

午後一番に行われた第3セッションで最も速かったのは、ゼッケンナンバー#10のKawasaki Racing Team Suzuka 8Hの2分07秒157で、YARTはこのセッションでも2番手となった。

4回目のセッションでもKawasaki Racing Team Suzuka 8Hが2分07秒761の最速タイムを記録。EWCタイトルディフェンディングチャンピオンのYoshimura SERT Motulが2分08秒344でこれに続いた。

最終セッションでも#10は2分07秒178で、この日最速タイムの2分06秒台を叩き出したカレル選手の第5セッションベストタイムをコンマ数秒上回った。

この後のスケジュールでは、各チームは木曜日から事務的な作業と清掃作業を行い、金曜日のフリー走行は日本時間8;:20から行われる。

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情報提供元 [ FIM EWC ]

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