FIM世界耐久選手権で優勝したYoshimura SERT Motulのダミアン・ソルニエ監督は、来たる"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会は「とても特別なもの」だと語っている。

2019年以来、FIM EWCシリーズに復活することが決まっている日本ラウンドは、他のレース同様、大きな人気と重要性を等しく持っており、スズキマシンを駆るYoshimura SERT Motulにとっても、総合優勝を決定づける重要なレースとなるだろう。

「鈴鹿8耐がEWCシリーズに復活したことを嬉しく思いるし、チーム全体も再び日本でレースができることにとても興奮しているんだよ。」とダミアン監督は語っている。「耐久レースというと、24時間レースが話題になることが多いけど、鈴鹿8時間レースは特別なものなんだよ。語り草になっているドラマのようなレースが長い歴史の中で何回も起きているからね。その歴史に、Yoshimura SERT Motulという新しい物語を加えることができると思うと、我々のモチベーションも上がらないわけがないよ。

鈴鹿8耐は、2018-19シーズンのチャンピオンの行方を決定づけており、また、2019-20シーズンの最終戦として開催が予定していたが、新型コロナウィルス感染症の流行により中止が決定した。しかし、EWCスケジュールに8月5日-7日開催として再び戻ってきた。

「新型コロナウィルス感染症の規制以来、鈴鹿でレースを開催することができなかったからね。今年鈴鹿に戻れるということは、すべてのメーカー、チーム、ライダー、ファンにとって、とても重要な意味を持っているんだよ。」とダミアン監督は続けた。もちろん、ヨシムラやスズキのホームグラウンドでもあるからね。ヨシムラジャパンや加藤 陽平監督のスタッフ達と一緒に仕事ができることを、とても誇りに思っているよ」。

「今年のシリーズで唯一、24時間レースではないレースなんだ。距離は短くなるけど、誰にとってもとても厳しいレースになると思うよ。ワイルドカードのファクトリーチームや、同じようにレベルの高い日本のチームが優勝を争ってくるからね。2022年FIM EWCの第3戦となるこのレースで、どのようにチャレンジして、どのようなパフォーマンスを見せることができるかを期待してもらいたい。」

EWCスケジュール2戦を終え、暫定タイトル順位はYoshimura SERT Motulが15ポイント差でF.C.C. TSR Honda Franceをリードしている。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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