OG Motorsport by Sarazinは、今月初旬にスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたスパ24時間EWCレースで、ライダー交代と電子制御システムの問題を克服し、FIM耐久ワールドカップで表彰台を獲得した。

6月4日(土)の朝に行われたウォームアップ走行でアレックス・プランカサーニュ選手が負傷したため、アレクサンドル・サント・ドミンゲス選手が招集され、既存ライダーの渥美心選手とロベルト・ロルフォ選手とトリオを組み、#66に搭乗した。

この新しい体制で臨んだレースは、総合12位、ダンロップ・スーパーストック・トロフィー3位という好成績を収め、見事にその期待に応えて見せた。

OG Motorsport by Sarazinは、Facebookの投稿で次のように投稿した。「この結果は、我々の長年の努力に報いるものだ。ひたむきな努力、参与、技術、そしてユーモアにあふれたチーム全員に、心から感謝したい。時には難しいコンディションのなかでも、ヤマハR1の力を最大限に引き出してくれた3人のライダーを祝福する。彼らは堅実で、コース上ではミスもしなかった。この表彰台は、この挑戦を可能にしてくれたすべてのパートナーに捧げるものだ。」

イタリア人ライダーのロベルト選手はこう語った。「レース中はハードにプッシュしながらも、リズムを崩さずに乗ることに集中したんだ。次のレースに向けて、練習でもっと速く周回できるようにならないといけないんだけど、確実にルマンから成長して、このような良い結果を得ることができた。」

また、日本人ライダーの渥美心選手も、次のように述べている。「最初に振動があって、トラクションコントロールが効かなくなったから、良いタイムをキープするのが難しかったんだ。」

情報提供元 [ FIM EWC ]

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