Motobox Kremer Racingは、ステファン・ストローレン選手が負傷したにもかかわらず、スパ24時間EWCレースを完走し、総合ランキング30位、フォーミュラEWCクラスでは11位となる結果を残した。
ドイツチームのMotobox Kremer Racingは、29番グリッドからスタートし、7時間まで戦略通りに過ごし、20位以内の入賞を目標としていた。
しかし、日没前にチェーンが切れるトラブルが発生。さらにルーカス・ヴァルヒュッター選手が他のライダーと衝突して転倒したため、急遽、ピットストップが必要となり、重要な時間をロスしてしまった。
日曜日の朝、雨の中でステファン・ストローレン選手が転倒し、足の指を負傷したため、さらに時間をロスしてしまったが、その後の修理で無事に完走することができた。
「いきなりハイサイドで激しく転倒してしまったよ。」とステファン選手は説明する。「その衝撃でつま先を痛めてしまった。このアクシデントで良い結果を出すことができなかったけど、それでも完走したし、ポイントを獲得することはできた。」
Motobox Kremer Racingのラインアップを締めくくるジェフロワ・デハイエ選手は、こう付け加えた。「不運が重なって、必ずしも望んだ結果ではなかったけど、モチベーションを失うことはなかったんだ。徹底して自分たちの役割に集中して、ベストを尽くしたんだ。それが耐久レースなんだよ。今年はあまり運が良くないけど、ボルドールではしっかりいい結果を残したいね。」
Motobox Kremer Racingは、予算の関係で8月の鈴鹿8耐を欠場するが、9月にポール・リカール・サーキットで行われるボルドール24時間レースが次のFIM世界耐久選手権への参戦スケジュールとなる。
写真:Tim Althof ティム・アルトホフ
情報提供元 [ FIM EWC ]
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