本日未明、スパ24時間EWCレースにおいて、FIM会長ホルヘ・ビガス氏がFIM世界耐久選手権関係者のプレゼンテーションを行った。
先日、エストリルで開催されたWSBKのイベントでも同様のプレゼンテーションを行ったが、今回はそれに続くものである。
Discovery Sports Events代表のフランソワ・リベイロ氏、スパ・フランコルシャン・サーキット代表、FIM理事が出席する中、ビガス会長は、FIM EWCにおけるFIMの使命は、サーキットレース作業グループとともにルールを作り、そのルールとFIMスチュワード委員会が出した関連制裁を適用することだと確認した。
FIMはまた、サーキットのホモロゲーションと安全性(すべての医療的側面とアンチ・ドーピング・プログラムを含む)を担当する。FIMの任務は、レースディレクター、クラーク・オブ・ザ・コース、テクニカル・スチュワード、環境スチュワードを含むオフィシャルのトレーニングにも及ぶ。この重要なトレーニングは、世界中のFIMインストラクターによって行われるFIMセミナーを通じて行われる。
ビガス会長はまた、24時間のFIM EWCレースをサポートするために約400〜500人のトラックマーシャルが必要であり、ボランティアで自由な時間を我々のスポーツに捧げているこれらの人々にとって、それがいかに大きな挑戦であるかを認識した。
FIMの立場を説明した後、FIM会長は出席しているFIMスタッフの各メンバーに自己紹介とEWC組織における各自の役割について説明するよう促した。
招待された講演者は以下の通りだ(敬称略)。
フランク・ベイシー(サーキットレーシングディレクター兼FIM EWCアピールスチュワード)、パトリック・クータン(FIM EWCレースディレクター)、クリスチャン・シュナイダー(FIM EWCチーフスチュワード(常任))、イゴール・エスキニア(FIM EWCスチュワード)、シモン・マース(FIM EWCスチュワード)、レツォ・ボルス(FIM EWC安全担当)、ポール・デュパーク(CCR Sporting Manager兼FIM EWC 安全担当)、スヴェトラナ・ナザロワ(FIM CCRコーディネーター)、ルドヴィク・レイニエ(FIM EWCテクニカルディレクター)、ドミニク・エブラール(FIM EWCテクニカルディレクター)、ベルント・シェンクート(FIM EWCメディカルディレクター)、カティア・フアレス(FIMインターナショナルサスティナブル委員会ディレクター)、イザベル・ラルヴィエール(FIMコミュニケーションマネジャー)。
FIMの各スタッフからのプレゼンテーションに続き、FIM会長のホルヘ・ビガス氏は次のように述べた。「2001年以来、初めてこの素晴らしいサーキットに戻ってくるにあたり、すべての主要なステークホルダーの多大な努力と素晴らしい協力のおかげで、FIMの役割とEWCの中で果たす重要な役割を広く世界に説明し、強調する理想的な機会であると思われます。この週末は、FIMの役員やボランティアが、イベント組織の他の部分の対応者とともに行っている仕事について、改めて実感させられるものです。彼らは素晴らしいチームです。」
Discovery Sports Events責任者のフランソワ・リベイロ氏は、次のように付け加えた。「2015年に両組織が手を組んで以来、私たちは非常に成功し、互恵的な提携関係を築き、それは年々力強さを増しています。私たちの協力関係は常に明確でしたが、スパ24時間EWCレースの準備期間中、それが見事に証明されたと思います。2001年以来、FIM世界耐久選手権をこの伝統的な場所で開催するためには、2500万ユーロを投じてコースにいくつかの改良を加える必要がありました。FIMとベルギー・モーターサイクリスト連盟は、このホモロゲーション・プロセスにおいて重要な役割を担っており、そのサポートと支援に改めて感謝します。」
情報提供元 [ FIM EWC ]