F.C.C. TSR Honda Franceは、予選中のクラッシュで破損した2台のCBR1000RR Fireblade SPを夜通しで修理し、休息の時間を取ることができなかったが、自信を持ってスパ24時間EWCレースをスタートさせる。

この日本チームは、今日のFIM世界耐久選手権予選で4位を獲得し、4月のルマンでの3位入賞に引き続き、2戦連続の表彰台獲得を狙える好位置に陣取った。

しかし、金曜日の予選第2回目で、マイク・ディ・メリオ選手とジノ・レイ選手がクラッシュし、ラップタイムを更新することができなかった。

金曜日の走行後、イギリス人ライダーのジノ・レイ選手はこう語った。「今日は僕らにとって難しい一日となってしまったね。しかし、夜の練習走行と予選第1回目では、さまざまなコンディションで安定したパフォーマンスを発揮できたから、決勝でのペースには自信があるんだ。とても難しいレースになりそうだね。
夜間、いくつかのコーナーはとても暗いし、天気予報もかなり悪いんだよね。
慎重に、そしてリラックスしたライディングスタイルでいかないといけないね。

フランス人ライダーのマイク選手はこう語った。「今日はコンディションが良くなるとわかっていながら、昨日(木曜日)は予選タイヤを使わなかったので、少しがっかりしています。ジノのペースに合わせるために、ユーズドタイヤでスタートしなければならなかったんだ。でも、彼の転倒でレースマシンに乗り換えなければならなくなり、ペースを上げるのが難しい状況だったんだ。赤旗の後、調子を上げるために攻めたんだけど、やはり転倒してしまったよ。これから忙しくなるのに、、。チームには申し訳ないことをしてしまった。この転倒がレース中にトラブルのもとにならないことを願っているよ。」

最後にオーストラリア人ライダーのジョシュ・フック選手は、次のように語った。
「(木曜日は)とても暑かったんだけど、今朝のセッションは逆に涼しかったから、期待していたんだけどね。パフォーマンスにこだわったわけではないんだ。
でも残念ながら、期待通りにはいかなかったよ。
僕にとっては、チーム戦略、赤旗、タイヤマネージメント等にいくつかの課題があったと思うよ。
でも、レースペースはとても良いから、決勝レースには自信を持って挑めると思うよ、優勝争いもできると思っているしね。」

情報提供元 [ FIM EWC ]

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