スパ・フランコルシャン・サーキットで行われた2日間のグループテストで非公式ながらもラップレコードを樹立し、翌日、さらにタイムを縮めたBMW Motorrad World Endurance Teamは、スパ24時間EWCレースに向けた準備を進めながら、その結果に満足せず、さらなる飛躍を狙っている。

FIM世界耐久選手権が21年ぶりにこの特別に改修された6.985kmのアルデンヌのサーキットに戻ってくるため、火曜日と水曜日に行われたこのテストでは、EWCチームの大半がこの新しくなったコースを初めて味わった。

メインライダーのジェレミー・ガルノニ選手、イルヤ・ミハルチク選手、マーカス・ライターバーガー選手のトリオに、リザーブライダーのケニー・フォレイ選手を擁し、元ライダーであるヴェルナー・デーメン監督が率いるベルギーのBMW Motorrad World Endurance Teamは、ドイツ人ライダーのマーカス選手が火曜日にトップタイムの2分20秒887を、水曜日にはさらに速い2分20秒344を記録した。

「テストはすごくうまくいったよ。」と、ヴェルナー監督は語る。「全体の最速ラップタイムを記録したし、平均速度もとても速かった。タイヤ、ブレーキ、あらゆるものをテストしたけど、正直、いい感じだね。でも、レース本番でも同じ結果を作らなければいけないからね。レースペースは良かった。暑い日が続いて、僕らのマシンにはちょっと暑すぎるくらいだったけれど、それはそれでいいんだ。でも大丈夫。レースに向けていい準備ができたよ。」

そして、マーカス選手はこう付け加えた。「最速タイムやラップレコードなど、素晴らしいテストだったよ。1周目からとてもいい感じだったんだ。すべてのテストスケジュールをこなすことができたよ。しかし、このサーキットは難しいし、多くのラインバリエーションがあるから、僕たちライダーはまずそのすべてを試して慣れる必要があったんだ。特にレース用のユーズドタイヤでのペースがとても良かったから、とても満足しているよ。チームは良い仕事をしてくれたしね。僕自身、とても自信があるよ。サーキットは素晴らしいし、僕らのモチベーションは最高に盛り上がっているよ。」

情報提供元 [ FIM EWC ]

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