EWCのプロモーターであるDiscovery Sports EventsとRTBFの契約により、復活したスパ24時間EWCレースを含むFIM世界耐久選手権2022年シーズンの熱い戦いが、ベルギーのテレビと動画配信サービスでライブ中継されることが決定した。

フレディ・タチェニー氏が設立したグループ会社のゼロス・メディアが推進するこの契約により、明日(4月16-17日)からフランスで開催されるルマン24時間レースを皮切りに、オートバイとライダーの究極の高速テストがベルギー中の視聴者に提供されることになった。

EWCの全レースは、RTBFのAuvioストリーミングサービスがライブ配信を、RTBFが所有・運営するテレビチャンネルTipikではハイライト放送を行う予定だ。これは、かつてEWCレーススケジュールの主役であったリエージュ24時間レースの精神を復活させたスパ24時間EWCレース(6月4~5日)の完全ライブ中継を意味し、レイアウトを刷新したアルデンヌ地方の伝説的なトラックで、2001年以降初めて国際レベルのモーターサイクルレースが開催される。

EWC2022年シーズンスケジュールには、日本で開催される鈴鹿8時間レース(8月7日)と、フランスのポール・リカール・サーキットで開催されるEWC24時間レースの3戦目のボルドール100周年記念24時間レース(9月17~18日)も含まれている。

ベルギー出身のザビエル・シメオン選手は、FIM世界耐久選手権2021年シーズンを制したスズキマシンを擁するチーム、Yoshimura SERT Motulのライダーであり、トップを走るBMW Motorrad World Endurance Teamも同国を拠点としている。

ルマン24時間レースには、52台のマシンがエントリー。13人の現・元EWCチャンピオンを含むライダー達が6つのオートバイメーカーと3つのタイヤメーカーを使用し、熱い戦いを繰り広げる。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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