2022年4月14日の朝、FIM世界耐久選手権2022年シーズンの最初のサーキット走行として行われたルマン24時間レースの練習走行で、ERC ENDURANCE DUCATIが、優勝候補の1角であることを印象付けた。

4.185kmのブガッティ・サーキットで、ゼッケン#6を付けるドゥカティ パニガーレV4 Rに搭乗したハビエル・フォレス選手は、1分35秒460のベストラップを記録。これは2017年にランディ・ド・プニエ選手が記録した1分35秒730という過去のトップ記録を上回るものだった。

3月のルマン事前テストでトップタイムを記録したYART – Yamaha Official Team EWCは、ニッコロ・カネパ選手のベストラップタイム、1分35秒782によって2番手を確保。BMW Motorrad World Endurance Teamは、イルヤ・ミハルチク選手が負傷はなかったものの、Virage du Muséeで転倒して3番手となった。F.C.C. TSR Honda Franceは、トップと0秒658差で4位となった。

Yoshimura SERT Motulは、シルバン・ギュントーリ選手が1分36秒485の5番手タイムを記録し、EWC世界選手権での王座防衛を開始した。

Moto Ainのクラウディオ・コルティ選手は6位で、インディペンデント・トロフィーのベストタイムを叩き出し、Wójcik Racing、Tati Team Beringer Racing、Webike SRC Kawasaki Franceがそれに続いた。

National Motosは、ホンダ CBR1000RR-Rを駆るギョーム・レイモンド選手が総合10位となり、ダンロップ・スーパーストック・トロフィーでのトップタイムを記録した。

EWCライダーの次の予定は、16:00(中央ヨーロッパ夏時間)から行われる予選1回目となる。ライブタイミングはこちらから。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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