ルマンを拠点とするYoshimura Suzuki Endurance Racing Team Motulは、2021年に優勝したレースでFIM世界耐久選手権の王座を防衛するための最終段階に入っている。
グレッグ・ブラック選手、シルバン・ギュントーリ選手、ザビエル・シメオン選手のライダートリオが、2021年シーズンのルマン24時間レースで優勝を果たし、Yoshimura SERT MotulのEWCタイトルへの挑戦は最終的に成功を収めたのである。
先月にルマンで行われた2日間の公式事前テストの後、Yoshimura SERT Motulのダミアン・ソルニエ監督は我々にこう語った。「我々は、レース中に遭遇するかもしれないあらゆるトラックコンディションの中で2日間を過ごすことができた。最初の日はドライコンデションで、ヨシムラが冬の間のテストで、渡辺一樹選手と一緒に準備してくれた多くのことを試すことができたんだ。それが良い結果につながったと思うよ。冬の間はチームメンバーとも会っていなかったから、メンバー全員との再会もとてもうれしかったよ。」
「2日目は、雨や曇りやらではっきりしない天候で、朝はスリッピーな路面状況だったけど、そんな中、決勝レースに向けての準備を進めたんだ。特にレインタイヤとスリックタイヤの使い分けや、ライダーをローテーションさせて、この微妙なコンディションに適応させることに努めたんだよ。終盤には路面も乾いてきたから、何度かクイックラップを行うことができた。そこで前日のラップタイムを更新することができたよ。」
第45回ルマン24時間レースは、4月14日(木)から17日(日)まで開催され、決勝レースは。4月16日(土)15:00(中央ヨーロッパ夏時間、日本時間:同日22:00)にスタートする。
情報提供元 [ FIM EWC ]
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