Viltaïs Racing Igolのヤニック・ルコット監督は、「良いチームスピリット」が今シーズンのFIM世界耐久選手権での成功につながると考えている。
4月にフランスで開催されるルマン24時間レースに向け、2日間に渡り行われた事前テストで、ヤニック監督は、フロリアン・アルト選手、スティーブン・オデンダール選手、エルワン・ニゴン選手、ジェームス・ウェストモアランド選手のライダーラインナップを正式発表し、このように語った。
ヤマハマシン #333で7年目のシーズンを迎えるドイツ人ライダーのフロリアン選手に、2021年スーパースポーツ世界選手権で2位に輝いた南アフリカ人ライダー、スティーブン選手、そして、2018-19年EWCチャンピオンのフランス人ライダー、エルワン選手が加わることになった。イギリス人ライダーのジェームス選手は、2シーズン目になる今シーズンもViltais Racing Igolのリザーブライダーとして続投する。
「今回の事前テストでは、この冬に行ってきたテストと内容的には同じだった。」とヤニック・ルコット監督は語る。「ライダー同士の雰囲気はとても良くて、素晴らしいチームスピリットを持っているから、チームの進捗にもとても役立っているんだ。もっと言えば、我々のライダーは非常に安定していて、実際にこの2日間のテストで、3人のライダーが1分37秒台をレギュラーペースとして記録しているからね。このままいけば決勝でも上位に食い込むことも可能だと思うよ。」
「それに、今回、2022年式の新しい電子制御システムを試す機会ができたからね。その結果やチーム全体の前向きな姿勢にとても満足しているんだよ。」
Viltaïs Racing Igolは、2021年EWCランキングで4位を獲得。フォーミュラEWCクラスでの表彰台を狙える主要な1チームに成長した。
EWC2022年シーズンの開幕戦、ルマン24時間レースは、4月14-7日に開催される。チケット情報は<strong><a href="https://ticket.24h-motos.com/content">こちら</a></strong>から。