YART Yamaha Official Team EWCは、4月14-17日に行われるFIM世界耐久選手権の開幕戦、ルマン24時間レースの公式事前テストにおいて、3月29日に行われた事前テスト1日目に引き続き、3月30日に行われたセッション3でもトップタイムをマークした。
昨日3月29日にブガッティ・サーキットで行われた午前と午後のテストセッションで最速を記録したYARTは、夜間の雨でまだ湿り気が残るセッション3でもマービン・フリッツ選手が1分40秒358のベストラップを記録し、トップを維持したまま終了した。
BMW Motorrad World Endurance Teamが1分41秒656で2番手、Yoshimura SERT Motulが3番手となり、スーパーストッククラスでは、カワサキ ZX-10Rを駆るUnivers Racing Motorsportsがペースを上げ、トップタイムを叩き出した。さらに、Vitaïls Racing Igol、Ducati-powered ERC Enduranceがそれに続いた。
セッション3終了後、YARTの4番手ライダー、ロビン・ムルハウザー選手は次のように語ってくれた。「メインライダー3人がトップパフォーマンスを発揮していて、体調も良さそうだね。シーズンへの準備は万端だよ。ウェット、ドライ、ハーフウェット、ハーフドライコンディションでも、マシンは完璧に機能しているから、チームは今、24時間レースに向けて良い状態にあるよ。その証拠がトップタイムをマークしたことなんだよ。
「個人的には4番目のライダーとしてあまり走っていないんだけど、今、いろんなことを学んでいる最中だし、いい仕事ができると思うよ。」
ルマン24時間レースの事前テストを締めくくるセッション4は、現地時間の本日3月30日14:00から18:00まで行われる予定だ。
情報提供元 [ FIM EWC ]
関連キーワード
ニュース, ルマン24時間耐久ロードレース, レース情報の関連記事