FIM世界耐久選手権2022年シーズン第1戦のルマン24時間レースの公式事前テストが行われ、YART Yamaha Official Team EWCが競り勝った。

3月29日の午前中にブガッティ・サーキットで行われた事前テストでは、ヤマハ YZF-R1を駆るニッコロ・カネパ選手が1分35秒807を記録し、トップタイムをマークした。

2番手以降は、F.C.C. TSR Honda France、BMW Motorrad World Endurance Team、Yoshimura SERT Motul、Tati Team Beringer Racing、ERC Endurance-Ducati、Viltaïs Racing Igol、Moto Ain、スーパーストッククラストップのNo Limits Motor Team、Webike SRC Kawasaki France Trickstar, Team LH Racing, Team 33 Louit April Moto、Maco Racing Teamの順で続いた。

テスト終了後、EWC2016-17年チャンピオンであるニッコロ選手は、次のように語ってくれた。「素直にとても嬉しいよ。実際、本当に驚いたからね。今朝の目標は、タイヤとマシンの感覚を取り戻すことだって言っていたんだけど、良いラップタイムが出ていたんだ。先週、ここでフランススーパーバイク選手権があったから、路面コンディションがとても良かったんだ。今までのところ、本当に満足しているよ。午後に新しいパーツのテストがあるから、ラップタイムを見たときはヘルメットの中で思わずにやけてしまったんだ。自信がついたよ。」

事前テスト1日目のセッション2は、現地時間14:15から18:00まで行われる。天候は涼しい曇り空で、時折小雨がぱらつくものの、ほぼドライという状況であった。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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