スペイン人ライダーのデビッド・チェカ選手(41)は、2022年、ERC Endurance Ducati teamでの初シーズンを迎え、希少な3度目のチーム移籍後初シーズンでFIM世界耐久選手権タイトルの獲得を目指す。

デビッド選手は、ヤマハワークスへ移籍した2004年に初のEWCタイトルを獲得した。その後の2019年、カワサキチームから参戦した初シーズンに再びチャンピオンを獲得した。彼は今、ドゥカティでの最初のシーズンで計5度目となるEWCタイトルを狙っている。

「ドゥカティは、僕の兄(カルロス)がスーパーバイク選手権で世界タイトルを獲得したメーカーだから、これは僕にとっても大きなチャンスと思っているんだよ。」と、デビッド選手は語った。「自分にとっても(同じように)素晴らしいことだし、最善を尽くしたいと思っている。ヤマハに移籍した最初の年に世界チャンピオンを獲得できたし、カワサキに移籍した最初の年でも世界チャンピオンになれたから、ドゥカティで(1年目に)世界チャンピオンになれたらこんなに嬉しいことはないよね。それは夢かもしれないけれど、そんな夢を見てもいいよね?」

EWC2022年シーズンにERC Endurance Ducati teamから参戦することについて、チェカは次のように語ってくれた。「コース上でDUCATIを真横から見てきたからね。最初からパニガーレV4 R-EWCのポテンシャルの高さは知っていたんだ。チームは、初参戦のシーズンで、ドゥカティが耐久レースで上位に食い込めるマシンであるという強力なをイメージを残したんだ。それに、すでに彼らは多くのことを学習しているしね。僕もこのプロジェクトの一員になれて嬉しいよ。これまでの経験を生かして、チームがさらに躍進できるように、あらゆる面からサポートしていきたいと思っているんだ。思い入れのあるメーカーとの新しい冒険、待ち遠しいよね。」

EWC2022年シーズンに向けたERC Endurance Ducatiライダーラインアップの記事は、こちら

情報提供元 [ FIM EWC ]

おすすめの記事