BMWチームに所属するドイツ人ライダー、マーカス・ライターバーガー選手(27)は、FIM世界耐久選手権に加え、ドイツロードレース選手権(Internationale Deutsche Motorradmeisterschaft, 略称IDM)への参戦も表明し、2022年では、2つの選手権で活動することが決まっている。
マーカス選手は、EWCシリーズではBMW Motorrad World Endurance Teamから、IDMシリーズではBCC-Alpha-Van Zon-BMW Teamから参戦することになる。
2021年シーズンの最終戦となったアウトドラム・モスト戦でケニー・フォレイ選手、イルヤ・ミハルチク選手と共に、0.070秒差という劇的な勝利を受けて、2021年EWC最終ライダーランキング2位を獲得したマーカス選手にとって、これは年間12戦のレース参戦を意味する。
マーカス選手は、スペインで行われたプレシーズンテスト終了後、我々に次のように語ってくれた。「この3日間は、すごく内容の濃い最高のテストになったよ。耐久レースチームでは、僕たちはお互いの役割を確認したり、必要な機材も調達など、4月の開幕戦に向けた準備をすることができた。IDMチームでは、チームはまだもう少し成長する必要があるけれど、まだすべてが新しいからね。こっちも問題ないと確信しているよ。チームのみんなは正確に、そして速く、本当に良い仕事をしてくれたよ。2022年シーズンに向けて、準備も佳境に入っているね。」
EWC2022年シーズンは、4月14-17日にフランスで開催される第45回ルマン24時間レースで幕を開ける。
情報提供元 [ FIM EWC ]