イタリア人ライダーのニッコロ・カネパ選手は、「FIM世界耐久選手権において我々に降り注いだ不運はすでに過去のもの。2022年シーズンで再びタイトルを獲得することは十二分に可能だ」と断言している。
ヤマハワークスEWCチームのYART のライダーであるニッコロ選手は、2016-17年シーズン終了時にEWCライダーランキングでトップに獲得したが、2021年ではチームメイトのマービン・フリッツ選手とカレル・ハニカ選手とともに6位以上を獲得することができなかった。
2月初めにスペインのアルメリアで行われたテストの際、ニッコロ選手は次のように語っってくれた。「僕たちはいつでもとても速いし、どのレースでも優勝を目指して戦っているんだ。だけど、ここ2、3年は不運続きだったね。でも、あきらめたわけではないよ。チームは。冬の間、2021年に抱えた問題を解決するために、とても良いマシンを作ってくれたんだ。もう一度、タイトル争いができると確信しているよ。」
YARTは、EWC2021年シーズンの開幕戦のルマン24時間レースでポールポジションを獲得した。しかし、2021年モスト6時間レースでは、EWC史上、最少差の0.07秒差で優勝を逃し、タイトル争いに終止符を打つことになった。
情報提供元 [ FIM EWC ]