FIM世界耐久選手権に参戦するERC Endurance Ducatiチームに、スペイン人のデビッド・チェカ選手とハビエル・フォレス選手が加入し、さらに国際色豊かなチームとなった。

デビッド選手とハビエル選手は、フランス人のマチュー・ギネス選手、イタリア人のロレンツォ・ザネッティ選手とともに、このドイツチーム、ERC Endurance Ducatiのドゥカティ パニガーレV4 Rのライダーラインアップとして、強力な体制を築いた。

デビッド選手は、耐久レースの歴史において最も功績を残した経験豊富なライダーの一人であり、今年、カワサキのファクトリーチームからドイツ・カールスルーエのチームに移籍することになった。
2004年、2014年、2016/17年、2018/19年のEWCシーズンで優勝を果たしたデビッド選手は、MotoGPやスーパーバイク世界選手権への参戦経験も持っている。さらに、この41歳となるライダーは、ボルドール24時間レースを2度、ルマン24時間レースを3度制した経歴も持っている。

「僕はドゥカティが2年前のマレーシア大会で初めてEWCに参戦して以来、コース内や真横からじっくり見ることができたからね。当初からパニガーレV4 R-EWCのポテンシャルの高さをよく知っていたんだよ。」とチェカは述べている。チームは、ドゥカティが上位に食い込めることを示す強力な初シーズンを過ごした。それに、チームは今までに多くのことを学んできているからね。僕もこのプロジェクトの一員になれたことを嬉しく思っているよ。僕は、これまで培ってきた経験を生かして、このチームがさらに向上できるよう、あらゆる点で貢献したいと思っているんだ。」

36歳のハビエル選手は、2021年度FIM EWCチームランキングで準優勝に輝いたBMW Motorrad World Endurance TeamからERC Endurance Ducatiに参加することになった。GP125、Moto2、MotoGP、ワールドスーパーバイク、ワールドスーパースポーツでの経験と経歴を持つハビエル選手は、ドイツIDMスーパーバイクシリーズでのタイトル獲得経験も持っている。

彼はこう語る。「僕はすでにドゥカティで大きな成功を収めており、ERC EnduranceのパニガーレV4 R-EWCは、表彰台獲得やレースに勝つということだけでなく、チャンピオンを狙うこともできると思っているんだ。新しいシーズンが楽しみだよ。チームが2021年にすでに見せた素晴らしいポテンシャルをさらに高めていけると思っているよ。」

一方、マチュー・ギネス選手とロレンツォ・ザネッティ選手は、2021年のFIM EWCチームタイトルの戦いで、EWC Endurance Ducatiを9位まで押し上げた。チームの4人のうち、どのメンバーが第4ライダーの役割を担うかは、タイヤサプライヤーの決定とともに、後日発表される予定だ。

EWC Endurance Ducatiのフランク・ホフマン監督は、次のように述べている。「マチュー・ギネス、ロレンツォ・ザネッティ、デビッド・チェカ、ハビエル・フォレスの4人は、耐久レースの絶対的なスペシャリストで、尋常ではない速さを持っているんだ。ERC Enduranceにとって、このような素晴らしいライダー4人がわずか1年で加入してくれたことは、我々がFIM世界耐久選手権の初年度に良い評価を得ていたことを示していて、大変光栄なことだとも思っているよ。パニガーレV4 Rは、メカニックがピットで素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、速くて信頼性も高かった。もちろん、まだま多くのことを学ばなければないし、学んだことを2022年のレースに活かして、さらに上を目指さなければならない。しかし、このマシンと4人のライダーがいれば、表彰台、優勝、そして2022年のFIM耐久世界選手権の総合順位で上位に食い込むための手札がすべて揃っていることは事実なんだ。

ERCはドゥカティEWCの希望を運ぶ

EWC Enduranceは、ドゥカティ・コルセと新たに2年間の契約を交わし、エンジニアリングサポートをはじめとする様々なメリットを受けることが可能となった。
チームは、ポルトガルのポルティマンとイタリアのミサノでプレシーズン・テストを行う予定だ。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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