ストーブリは、2022年(移行年)から2031年までのFIM世界耐久選手権およびワールドカップのFIM公認燃料クイックチャージシステムの単独サプライヤーとして、採用された。
FIMは、2021年7月15日のエストリル12時間レース後と、2021年9月2日の公式サプライヤー(入札参加希望者)の募集に続き、ストーブリ社を2022年から2031年のFIM世界耐久選手権およびワールドカップのためのFIM公認燃料クイックチャージシステムの単独サプライヤーとして採用したことを発表した。
2022年は移行年として(使用義務はないが、希望する全チームにシステムの販売/レンタルが可能)、2023年からのFIM公認燃料クイックチャージシステムの使用義務化に向けて、各チームが徐々に準備できるようにする。
背景:ピットレーンでの給油作業の安全性を強化することに焦点を当て、FIMはFIM世界耐久選手権およびワールドカップに参加するメーカーの代表およびプロモーターのディスカバリースポーツイベントとともに、FIM公認燃料クイックチャージシステムの単独メーカーの採用を満場一致で決定した。これは、競技および技術の公平性、国際的な標準化、全体コスト低減のためでもある。
採用されたサプライヤー:1892年にスイスのチューリッヒ近郊のホルゲンで創業したストーブリは、1956年からクイックコネクタに、1997年からモータースポーツに携わってきた。最初の導入の1つは、現在も使用されているブレーキシステム用のクイックコネクタだった。ストーブリ製品であるSAF45は、2004年にFIM EWCにプロトタイプとして導入、2005年に商品化され、現在すでにEWCにフル参戦する一定数のチームに装備されている。
製品:購入またはレンタルできるストーブリ製品の全ての技術的詳細(パーツリファレンス、寸法図、操作図)は、こちらで入手できる。
情報提供元 [ FIM EWC ]