10月9日の朝、肌寒い天候にもかかわらず、モストで行われたウォームアップセッションにおいて、ファクトリーチームのBMW Motorrad World Endurance Teamは、YART-Yamaha Official EWC TeamやWójcik Racing Teamを上回る最も速いタイムを記録した。

今朝のモストで発生した霧のため、FIM EWC最終戦のスケジュールは、若干の混乱が生じた。数分遅れて行われたウォームアップセッションでは、各チームがモスト6時間レースに向けての最終セッティングを確認していた。

BMW Motorrad World Endurance Teamが最も早く行動を開始した。ファクトリーのBMW M1000RRは、路面温度が非常に低いにもかかわらず、1分35秒664のファステストラップを記録し、YART-YAMAHA Official EWC TeamとWójcik Racing Teamのタイムを上回った。

Webike SRC Kawasaki France Trickstar、VRD Igol Experiences、F.C.C. TSR Honda France、Moto Ain、ERC Endurance-Ducati、LRP Poland、モストの朝の冷え込んだ空気の中、スーパーストッククラス最速タイムを記録したWójcik Racing Team 2など、表彰台を狙うその他のチームもトップ10に入っている。

ポーランドのチーム、LRP Polandは、ウォームアップセッション終了間際に発生したトラブルのため、スターティンググリッドに着くことができなかった。LRP Polandは、BMW S1000RRのエンジンを交換しなければならず、修理後にピットレーンからのスタートとなる。

Yoshimura SERT MotulとVRD Igol Experiencesが世界タイトルをかけて戦う最終戦、モスト6時間レースは、11:00(中央ヨーロッパ夏時間、日本時間:同日18:00)にスタートする。

モスト6時間レースは、Eurosportをはじめとする世界中のチャンネルやプラットフォームで生中継される。また、FIM EWCのLive Timingと公式ウェブサイトのfimewc.comや、ソーシャル・メディアのFacebookInstagramYouTube、そしてレース中の出来事をTwitterで確認できる。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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