2021年FIM世界耐久選手権のシリーズ最終戦は、10月9日にチェコ共和国で開催される。プラハ近郊のサーキットで開催されるモスト6時間レースは、2021年10月9日(土)11:00(中央ヨーロッパ夏時間、以下CEST、日本時間:同日18:00)にスターティングフラッグが振られ、その熱い火ぶたが切られる。その日は、FIA WTCカーレースとFIM EWC最終戦のオートバイレースの2レースが併催となり、ハイライトの一つとなる。

FIM EWCレースがオートドローム・モストで開催されるのは初めて。チェコ共和国の首都プラハの北東70kmに位置する4,212mのサーキットだ。

第1回モスト6時間レースは、激戦が繰り広げられた2021年シーズンの最終戦となる。Yoshimura SERT Motulは、暫定チームランキングの首位チームとして、モストに挑むことになったが、プライベートチームのVRD Igol Experiencesは、ボルドールで不運に見舞われたファクトリーチーム陣を抑え、世界タイトル奪取の可能性を残している。

FIM EWC最終戦と同様、ポイントは、50%が加算され、優勝チームには45ポイント、ポールポジション獲得チームには、5ポイントが与えられる。

当初、モストのレースは、8時間レースが予定されていたが、サーキットの騒音規制や、ライダーの安全を考慮し十分な明るさを確保するため、モストでの決勝は6時間に短縮された。

モスト6時間レースの公式予選は、10月7日(木)に2回に渡り行われる。金曜日はWTCRが開催され、FIM EWCの最終レースは10月9日(土)11:00から17:00(CEST)まで開催される。その後、2021年FIM EWCチャンピオンシップの表彰式と祝賀会が行われる。

ボルドールと同様に、モストの6時間レースでは、健康パスポートを提示する一般観客に公開される。FIM世界耐久選手権の最終戦は、Eurosportをはじめ、FIM EWCを放送する世界中のTVチャンネルやインターネットチャンネルで生中継される。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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