ボルドールは、速いペースと共に幕を開けた。劇的なスタートを切ったYoshimura SERT Motulは、レース開始から2時間経過した現在までトップに立っている。

17:00(中央ヨーロッパ夏時間、以下CEST)、ブガッティ・サーキットでは、Yoshimura SERT Motulが、Webike SRC Kawasaki France TrickstarとYART-Yamaha Official EWC Teamを抑え、レースをリードしている。ERC Endurance-Ducatiは、素晴らしいスタートを切り、現在4位につけている。

有力プライベートチームであるTati Team Beringer Racing、VRD Igol Experiences、Moto Ainは、BMW Motorrad World Endurance Teamの前を走っている。BMWファクトリーチームは、スタート後数週目から遅れをとってしまった。ケニー・フォレイ選手は、マシンに不信な振動を感じたため、ピットボックスに戻らなければならなかったが、その問題はタイヤを交換することで解決した。

大勢のファンが見守る中、スターティングフラッグが振られると、序盤は4台によるバトルが繰り広げられた。Yoshimura SERT Motulのグレッグ・ブラック選手がホールショットを奪うと、Webike SRC Kawasaki France Trickstarのジェレミー・ガルノニ選手、F.C.C. TSR Honda Franceのマイク・ディ・メリオ選手との三つ巴のバトルが始まった。YART-Yamaha Official EWC Teamのマービン・フリッツ選手は、スタートを失敗したものの、すぐにこの戦いに加わり、レース開始後の1時間では、この優勝候補4チームが代わる代わるトップを奪う激しいバトルを繰り広げた。

レース開始から2時間経過後では、F.C.C. TSR Honda Franceが、高橋裕紀選手の軽い転倒により長時間のピットストップを余儀なくされた。

スーパーストッククラスでは、BMRT 3D Maxxess Neversが総合11位でクラストップに立ち、No Limits Motor TeamとTeam 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreを引き離している。National Motosは、トップ3に入っていたが、テールライトのトラブルで後退してしまった。

2021年ボルドール24時間レース:レース開始2時間後の順位

情報提供元 [ FIM EWC ]

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