9月16日から19日に開催されるボルドール24時間レースを体験するためにル・カステレに行くことをまだ躊躇している方のために、今回、ポール・リカール・サーキットに向かうべき10の理由を紹介する。
1. 復活するボルドール24時間レース
新型コロナウィルス感染症によるパンデミックの影響で中止となった2020年ボルドール24時間レースだったが、2021年では、このFIM世界耐久選手権最高峰レースが再びポール・リカールサーキットで開催される。ボルドール24時間レースを待ちわびた日数は728日にも及ぶ。
2. 世界タイトルをかけた決戦の場
今シーズン、開幕から2戦連続で緊迫した熱い戦いが繰り広げられたため、ボルドール24時間レースがタイトルの行方を決定付ける重要なレースとなるだろう。最大65ポイントが獲得できるこのレースだが、暫定ランキングの上位にいる4チームの差は、僅か11ポイントしかない。
3. 2021年FIMワールドカップタイトルへの大接戦
スーパーストッククラスのランキング争いでもEWCクラス同様、大接戦となっている。トップ2チームの差は、2ポイントのみ。その他の4チームも耐久ワールドカップを狙える位置にいる。
4. 2019年セパン以来となるEWCファンの来場
FIM EWCがマレーシア・セパン8時間レースに遠征した2019年12月以降、新型コロナウィルス感染症の大流行により、レーススケジュールが大幅に乱れ、ファンをサーキットから遠ざけてきた。2021年ボルドール24時間レースは、それ以来となる来場数無制限(健康パスポートが必要ではあるが)のレースとなる。
5. イベントが充実したバイクフェスタ
ボルドールはパーティーだ!音楽イベントもこのイベントに含まれており、土曜日の夜にはThe Limiñanasによるコンサートが開催され、また、バイクメーカーがビレッジ内にブースを出展し、さらに2021年モデルの新車試乗会も催される。レース週は、展示会やライブイベントが目白押しだ。
6. パドック開放でレースの雰囲気を満喫
来場者は、一般入場券で、サーキットやグランドスタンドに加え、パドックにも入ることも可能で、レースの準備をするチームを観賞することができる。
7. 金曜日の午後、ピットでチームと交流
ライダーに会いたい、マシンを間近で見たいという方には、見逃せないイベントがある。金曜日の午後5時から6時30分まで、ピットボックスを見学したいファンのために、ピットレーンが一般公開され、ライダーのサイン会や、撮影会が行われる。
8. エキサイティングなスタートとゴールを間近で観戦
耐久レースにおいて、スタートとフィニッシュは非常に重要な瞬間だ。耐久レースに参加したことがある人なら、それが忘れがたい体験であることを知っているだろう。マシンから離れて待機しているライダーがコースを駆け抜ける姿、迫力あるスタートとフィニッシュシーン、そして、24時間レースにかける努力と献身する姿は、感動すること間違いない。
9. 夜間レースの音と雰囲気
耐久レースのもうひとつの魅力は、夜間だ。夜になると、さまざまなバイクの音、ピットストップの音がサーキットに響き渡り、独特の雰囲気に包まれる。
10. ポールリカール・サーキットの夏の風物詩
9月中旬になると天気が悪くなることが多いのだが、ル・カステレでは小春日和を楽しむことができる。
チケットの入手はまだ間に合う。こちらからチケット予約が可能だ。 Billetterie Bol d’Or
情報提供元 [ FIM EWC ]