エストリル12時間レースのスーパーストッククラスにおいて、見事3位表彰台を獲得したTeam 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreは、さらなる飛躍を目論んでいる。ヒューゴ・クレア選手は、ボルドール24時間レースに向け、ベルギー人ライダーのバスティアン・マッケルズ選手とフランス人ライダーのアクセル・モーリン選手を新しい仲間として迎え入れる。
ルマン24時間レースでは、序盤に転倒、リタイアしてしまったTeam 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreであったが、ポルトガルでは、スーパーストッククラスの表彰台3段目を獲得し、流れを大きく変えた。
経験豊富なスタッフとボランティアの消防士達で構成されるこのフランスのプライベートチームは、ボルドールに向けて、そのギアを上げている。#18の赤いヤマハ YZF-R1を駆るライダーラインアップの中で、ヒューゴ選手は大黒柱的な存在だ。9月中旬、彼は、スプリントレースと耐久レースのスペシャリスト2人と共に、ポール・リカール・サーキットで行われるボルドール24時間レースに参戦する。
FIM EWCシーズンの開幕当初から参戦が期待されていたベルギー人ライダーのバスティアン選手だったが、IDMドイツスーパーバイク選手権のレーススケジュール変更に伴い、9月はヤマハマシン#18のシートに座ることが可能となった。IDMドイツスーパーバイク選手権の花形選手である彼は、同レースの2018年シーズンにおいて準チャンピオンを獲得しており、今シーズンも現在、暫定ランキングで3位につけている。
バスティアン選手は、耐久レースの経験も豊富なライダーでもある。2009年以降、耐久選手権で素晴らしい活躍をしている。2017年のFIMスーパーストック・ワールドカップでは、フランス人ライダー、アクセル・モーリン選手と共に、Yamaha Viltaïs Expériencesの優勝に貢献した。
アクセル選手も、耐久レースに復帰し、Team 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreのヤマハマシンに乗る予定だ。彼は2019年フランス・スーパーバイク選手権の準チャンピオンでもある。
シーズン当初から正規ライダーだったヨハン・ニゴン選手は、ボルドール24時間レースでは、バックアップライダーとしてチームを支える。
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情報提供元 [ FIM EWC ]