ルマン24時間レースウィーク中に行われた会議で、給油事故が発生したことを受けて話し合いを行った結果、FIMとFIM世界耐久選手権&ワールドカップに参加するメーカーの代表者、およびプロモーターのEurosport Eventsは、ピットレーンでの給油活動における安全性の強化に焦点を当てたFIM公認燃料クイックチャージシステムの改善計画に対し、全会一致で即時決定を下した。

方針について:スポーツ的・技術的に公平性があること、世界的に標準化されていること、全体的なコスト削減の観点から、すべての関係者は、単一メーカーのFIM公認燃料クイックチャージシステムの導入を満場一致で決定した。

契約について:プロジェクトの持続性を確保するため、選定されたメーカーとの契約は10年間にわたって2段階で展開される。最初の5年間では目標が設定され、その後、契約に沿ってすべての重要項目において評価が目標を達成した場合のみ、さらに5年間の自動更新が行われる。メーカーの選定は、入札候補企業が入札募集要項で提示された要件を満たすことができるかどうかで決定される。

時期について:FIMは、本プロジェクトのすべての容貌と要件を内包した入札募集を間もなく開始する。FIMは、2021年12月末までに、FIMホモロゲーション燃料クイックチャージシステムのパーツリストを公開する。技術規則に規定されているように、2022年は、レギュレーション変更の猶予の年となる(義務ではなく、システムは、装備を希望するすべてのチームに販売される)。この猶予により、チームは、2023年からのFIM公認燃料クイックチャージシステム使用の義務化に向け、装備の購入に必要な資金を調達するなど、徐々に準備を進めることができる。

コミッション・オブ・サーキット・レーシング責任者、フランク・ベイシエのコメント
「サーキット・レーシング・コミッションとテクニカル・コミッション、そしてメーカーとEurosport Eventsとの密接な協力のもと、FIMは、ライダーとチームの安全性を高めることを目的としたレギュレーションの改善と、FIM世界耐久選手権およびワールドカップに参加するチームの経費をコントロールすることによるスポーツの公平性の確保するため、たゆまぬ努力を続けています。FIM公認の燃料クイックチャージシステムのメーカーを1社に絞ることも重要なステップです。段階的な導入と関係者の緊密な連携により、高性能なシステムを最良の価格で提供することができるでしょう。入札の詳細については、7月末までにお知らせします。」

Eurosport Events代表、フランソワ・リベイロ氏のコメント
「Eurosport Eventsにとって、ライダーとチームクルーの安全性は、最優先事項です。ピットレーンでの全員のヘルメット着用、ライダーのFIM規格適合のヘルメットの使用、エアバッグシステムを装備したレーシングスーツの推奨に続き、安全で規格に適合した給油システムの使用は、FIM世界耐久選手権に出場するチームの安全性をさらに向上させます。これは、選手権を成功させ、継続させるためのキーポイントのひとつなのです。」

情報提供元 [ FIM EWC ]

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