2021年ルマン24時間レースに参戦する47チームのうち30チームが参加するスーパーストッククラスでは、FIM耐久ワールドカップを目指し、コース上では総力戦が繰り広げられるだろう。スーパーストッククラスに参戦する注目チームをまとめてみた。

FIMスーパーストック・ワールドカップで2連覇を達成したMoto Ainは、2021年シーズンからEWCクラスに昇格したため、他のチームにとってもワールドカップ制覇のチャンスが広がった。

2019-2020年シーズンで、優勝したMoto Ainに次いで準優勝を獲得したイタリアのNo Limits Motor Teamは、優勝候補の筆頭に位置づけられるが、火曜日に行われたプライベートテスト走行では、マシントラブルにより、満足のいくようなテストが行えなかった。No Limits Motor Teamのスズキマシン(#44)は、ルカ・スカッサ選手、アレクシ・マスブー選手、ケビン・カリア選手に託される。

2019-2020年シーズンで注目を集めたチームの間では、激戦が繰り広げられている。BMRT 3D Maxxess Neversのカワサキマシンは、アンソニー・ロワゾー選手、ジョナサン・ハルド選手、ジュリアン・ピロ選手というライダーラインナップの手に委ねられた。Wójcik Racing Team 2(ヤマハ)は、マレク・シュコペック選手、フローラン・トゥルネ選手、ミハル・フィルラ選手のライダートリオでレースに臨む。2019-2020シーズン、好成績で終えたJMA Motos Action Bike(スズキ)は、シリル・カリロ選手、ジュリアン・ボネット選手、マキシム・キュデビル選手という新しいライダーラインナップで戦いに備えている。

また、クリスチャン・ガマリノ選手、デビッド・サンチス選手、コレンティン・ペロラリ選手率いるTeam 33 Louit April Moto(カワサキ)や、グレゴリー・ファストレ選手、ウェイン・テッセルズ選手、クリス・リーシュ選手を擁するRAC41 ChromeBurner(ホンダ)のなどのヨーロッパ勢も優勝を狙っている。イタリアのAviobike(ヤマハ)も、アンドレア・ボスコロ選手、ジャン=エドゥアール・オーブリー選手、クリストファー・ケンマー選手のライダートリオと共に、トップ10入りを目指す。

スーパーストッククラスでは、この2つの「新しい」チームにも注目したい。歴史ある耐久チームであり、2006年のルマン24時間レースで優勝の経験を持つNational Motosは、2021年シーズン、スーパーストッククラスで優勝を目指す。National Motosのホンダマシン(#55)のシートには、ステファン・エゲア選手、グイラーム・アンティガ選手、ケビン・トゥルーブ選手が座る。また、Team 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostore(ヤマハ)が、ヒューゴ・クレア選手、ヨハン・ニゴン選手、マチュー・ルシアナ選手の3選手を引き連れレースに復活。優勝候補がひしめき合うこのクラスで戦う準備を整えた。

スーパーストックチームは、EWCクラスのマシンとは異なり、クイックリリースホイールチェンジシステムを装備していないため、ピットストップ時にハンデを伴うが、それでも、レースではトップ集団に入り込み、互角に渡り合うことも可能だ。スーパーストッククラスのマシンは、コース上では、赤いナンバープレートと黄色いヘッドランプライトにより識別することができる。

6月10日(木)に行われる第1回目の予選で、スーパーストッククラス参加チームの実力が明らかになるだろう。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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