1. 2つの世界ランキング

2021年FIM EWCの第1戦となるルマン24時間レースから、チームとメーカーのために2つのクラスで世界ランキングが構成される。それは、フォーミュラEWCチームのためのFIM EWC世界選手権ランキングと、スーパーストックチームのためのFIM耐久ワールドカップランキングだ。シーズン終了時には、シーズン中に開催された全レースの内、75%以上参加したライダーへ、チームランキングを考慮しつつ、この2つのカテゴリーでライダーランキングリストが作成される。

2. 8時間から24時間まで

2021年のFIM EWCレースは、8時間、12時間、24時間のいずれかの時間帯で開催され、すべてのレースには、一部の夜間走行が含まれている。

3. スターティンググリッド

スターティンググリッドの順位は、予選期間中に各チームのライダー(バックアップライダーを除く)が記録したベストラップの平均値に基づいて決定される。

4. 予選タイム

予選を通過するためには、グループ最速のライダーが記録したタイムの108%以内のラップタイムを記録しなければならない。この最低タイムは、全カテゴリーで共通である。これは、同質のパフォーマンスを持つライダーを集結させ、コース上での安全を確保するための措置である。

5. 2人または3人のライダー

チームは、8時間レースから24時間レースに、2名または3名のライダーをエントリーすることができる。24時間レースには、4人目のバックアップライダーが練習に参加することができるが、本レースに参加できるライダーは、3人までとする。

6. 最少年齢:18歳以上

FIM EWCチャンピオンシップとワールドカップに参加するライダーは、18歳以上でなければならない。

7. 腕章とトランスポンダ

各ライダーには、コース上で認識できるよう、色のついた反射タイプの腕章を2枚1組で割り当てられる。腕章のうちの1つには、ライダーのトランスポンダが装備されている。ライダーは、フリー走行から必ず腕章を装着しなければならない。レースマシンにもトランスポンダが装備されており、どのライダーがレースマシンでコースに出ているかを常に把握することができるようになっている。

8. ホモロゲーションヘルメット

2020年1月1日より、ライダーはFIMレーシングホモロゲーションプログラムの一環として、FIMが承認したヘルメットを着用しなければならない。承認されたヘルメットのリストは、ウェブサイト(www.frhp.org)で確認することができる。ライダーの装備品(ヘルメット、レーシングスーツ、ブーツ、グローブ、バックプロテクター)は、全レース前に検査官によって検査される。

9. ライトの点灯

練習走行中、およびレース中は、昼夜を問わず(燃料補給中を除く)、マシンのすべてのライトを点灯させなければならない。フォーミュラEWCのマシンは白色光、スーパーストックマシンは黄色光とする。

10. 発光するELゼッケンナンバー

各ライダーのナンバープレートには、発行するELゼッケンナンバーが使用され、夜間でもマシンを識別しやすくなっている。

11. 最大音量105dB

フォーミュラEWCとスーパーストックのマシンの最大騒音制限は、105dBを超えてはならない(レース終了時には4dBの許容誤差が認められている)。

12. 最小重量

予選およびレース終了後の車検時、フォーミュラEWC、またはスーパーストックのマシンは、168kgを最低必要重量とする(燃料タンクを含まない場合)。練習走行時では、フォーミュラEWC、またはスーパーストックのマシンの最低必要重量は、175kgとする。

13. 給油ストップには4人までが待機

レース中、ライダーがピットインした場合、 タイヤ交換、機械的な問題の修理、燃料補給などの作業は、 4名のクルーのみが行うことが許されている。その際の給油は、コースに戻る前の最終作業でなければならない。

4名以上のクルーが、作業を行う場合は、マシンをピット内に入れなければならない。

14. ピットレーンでの最高時速は、60km/h

練習走行中、およびレース中のピットレーン走行最高速度は、60km/hに設定されている。もしも、練習走行中に制限速度に超過した場合、150ユーロの罰金が科せられる。決勝レースで制限速度を超えた場合は、ライダーに30秒間のストップ&ゴーペナルティが課せられる。

15. 最終結果

最終的なリザルトに残るためには、チームは、そのクラスの優勝チームが行った周回数の75%を完走していなければならない。また、優勝チームに続いてフィニッシュラインを5分以内に通過していなければならない。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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