過去20年間、FIM世界耐久選手権に参戦してきたTeam 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreが、バスティアン・マッケルズ選手ヒューゴ・クレア選手、ヨハン・ニゴン選手という注目株のヤマハライダー達を引き連れ、EWCに帰ってきた。

現在、Team 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreとして知られるようになったこのチームのレースパフォーマンスは、今後も注目に値する。チャンピオンシップから遠ざかっていたシーズンを経て、Sapeurs-Pompiersチームは、2021 FIM耐久ワールドカップに向けて、新しいパートナー、新しいマシン、そして新しいライダーを迎え、FIM EWCに復帰する。Team 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreは、ベルギー人ライダー、バスティアン・マッケルズ選手、フランス人ライダー、ヒューゴ・クレア選手とヨハン・ニゴン選手という優勝を狙えるライダートリオを従え、ヤマハのマシンでスーパーストッククラスに参戦する。

2018年、IDMドイツスーパーバイク選手権で準優勝したバスティアン選手は、2017年にYamaha Viltais ExperiencesからEWCに参戦し、FIM耐久ワールドカップを制した経験を持っている。

2016年フランススーパースポーツチャンピオンのヒューゴ選手は、2019-2020シーズン、Moto Ainから参戦し、FIM耐久ワールドカップを制した。2016年からスーパーストッククラスで注目を浴びている。

ヨハン選手もまた、すばらしい耐久レースの経歴を持つ。ヒューゴ選手と共にMoto Ainから参戦した2016年のボルドールと、Motors Eventsから参戦した2019 ルマン24時間レースにおいて、スーパーストッククラスで優勝を獲得している。

この大幅な改革の中でも、2つの要素は変わらなかった。Team 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreは、ダンロップタイヤを装着し、赤に彩られたヤマハマシンで参戦する。

Team 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreの体制は、ライダー達と2人のプロメカニック以外は、消防士や消防団員で構成され、休暇を利用してFIM EWCに参加している。Team 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostoreは、2001年から世界耐久選手権に参戦していて、2009年には、準優勝を獲得し、最高のシーズンとした。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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