チーム全体の努力が結果となるEWC世界耐久選手権
昨今のコロナ禍の影響により、最終戦になるはずの鈴鹿8時間耐久レースが中止になるなどシリーズの開催に混乱が生じた世界耐久選手権(EWC)の2019-2020シーズンが、9月26日のポルトガル・エストリルで開催された12時間耐久レースをもって閉幕した。
華々しい優勝争いやチャンピオンシップなど輝かしい一面が目立つ一方で、耐久レースはチーム全体の努力の集大成であることが、世界耐久のもう一つの側面でもある。
「2020 Webike Pit Stop Award」に#96 MOTO AINが受賞
秒単位での作業に汗を流しながら的確な仕事をしているピットクルーにエールを送るため、EWCのオフィシャルパートナーをしているWebikeは、シーズンを通して最も輝いていたチームにPit Stop Awardを定め、10,000ユーロの賞金とともに素晴らしいチームワークを称えて表彰した。
#96 MOTO AINは、改造範囲の狭いSSTクラスでも2020年間チャンピオンを獲得している。
2021年のシーズンの活躍と、ピットワークにも注目していただきたい。
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