耐久世界選手権の最終戦、エストリル12時間レースは、9月26日(土)の現地時間08:00(西ヨーロッパ夏時間、日本時間:同日16:00)から行われ、カワサキNinja ZX-10RRは、ポールポジションから1.3秒遅れの8番手からのスタートを切る。

このレースは、新型コロナウィルスの影響による厳格な規制のもと、今シーズン2回目となる無観客開催となり、ライダー達は観客のいない状況下でレースを行う。

しかし、その状況は、12時間の中で起こる熱いシーンを減らす理由にはならない。理由として、この最終戦は、エストリルで行われる初めての12時間レースであるという事、多くのライダーは経験がなく、息をつく間も与えないテクニカルなコースである事、ボーナスポイントが得られるため、ライダー達は果敢に攻めていく事などが考えられるからだ。

公式予選1回目に向け、ミシュランの新しいタイヤに適合させるため、Webike SRC Kawasaki France Trickstarチームは、新しいサスペンションセッティング、シャーシーセッティングを採用した。2020年9月24日(木)14:30(西ヨーロッパ夏時間、以下WEST)から、ドライコンディション、高気温の状況で始まった公式予選1回目の走行では、カワサキ#1のライダートリオ、ジェレミー・ガルノニ選手、エルワン・ニゴン選手、デビッド・チェカ選手は、スピードはもちろんのこと、コンマ2秒差以内という安定した走りを披露した。間違いなく、これはレースの貴重なアドバンテージとなる。

9月25日(金)09:00(WEST)、公式予選2回目が行われた。前日に比べ、路面温度が低くなったにもかかわらず、3人のライダーは、前日と同じようなペースで周回を重ねた。そして、前日と同様、コンマ2秒台以内のタイムにまとめられている。ポールポジションを獲得すると5ポイントが与えられるため、予選1位になることは大事なことではあったものの、ライバルたちとは異なり、Webike SRC Kawasaki France Trickstarチームは、予選用のタイヤを持ちあわせていなかった。しかし、ルマン24時間レースでもそうだったが、ミシュランレーシングタイヤは、高いグリップ力を維持しつつも、耐摩耗性が優れているので、ピットストップを減らすことができるという利点を持っている。今回のレースでもその性能に期待がかかる。

ライダートリオの中で一番若いジェレミー・ガルノニ選手が、次のように語ってくれた。「個人的にはルマンよりもマシンの状態は、良いと思っているよ。ライバルとは1秒以上の差があるけど、まだミシュランでのレースは2戦目だからね。来シーズンに向けて、改善の余地はまだまだあると思うよ。

その前に、目の前のことを考えると、正直に言うと、普通に物事が運んだら優勝は難しいと思うんだ。だけど、レースの先頭に立ちたいという確固たる意思を持って、明日のレースに取り組んでいくよ。逆に、表彰台を目指すには、3人のパフォーマンスの一貫性、ピットストップ時のチームのスピード、そして欠点がなく信頼性の高いカワサキマシンという強みもあるから、不可能ではないと思っている。

ルマンの時のような戦略ができるカワサキマシン#1は、ライバルに対し、十分にプレッシャーを掛けることができる。準世界チャンピオンタイトルは、確実に狙える距離にある。ジル・スタフラー率いるチームは、ポルトガルのこの独特なコースの特殊性を考慮して、決勝に向け、準備をしている。また、8時間レース(鈴鹿)ではなく12時間レース(エストリル)になったことが、われわれのマシンや選手たちにとって、それが不利に働くことではないということも明記しておこう。

レースのスタートは、CET8:00に前倒しされたことを忘れないでほしい。今回の最終戦は、ほぼ日の出とともに始まり、日の入りと共に終了する。そのため、スタート時の気温は、15度前後になるはずだ。

レースを完全中継するために、EUROSPORT 2、L'EQUIPE TVの2チャンネルが生放送をする。

そして、下記のリンクから、レース生情報が得られる。
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